団体は定期刊行物で評価される部分も多い。
私はそのように感じていて、
勤める商工会議所で、会報誌の編集担当をしています。紙面構成の企画から記事作成、割付、校正、発行までやっています。
会報誌は商工会議所にとって、会員さんとの第一のコミュニケーションツールだと思ってやっています。
今はSNSに力を入れている会議所も多く、私たちもLINEビジネスアカウントなどを運用しています。
すぐに送れる「速報性」、スマホに届く「到達性」は圧倒的で、既になくてはならない存在になっています。
しかし、それでも、会員向け情報提供媒体としてはやはり会報誌が第一という認識です。
理由のひとつは、登録されている住所に郵送することで充足される「責任性」です。
SNSは会員企業がみんな友だち登録してくれるわけではありませんし、登録してる人が経営者かどうかもこちらからは分からない場合が多いです。今までのアカウントを放置し新しいアカウントを使われてたり…もうめちゃくちゃです(笑)
また、会報誌にはSNSにはない「特典性」があります。SNSは会員以外でも友だち登録できるため、会員さんだけに届けることにならないのです。会員メリットにならないという話です。
この、速報性・到達性・責任性・特典性をすべて兼ね備えた媒体ができないか、今 構想中です。