商工会議所職員にとって、トップは会頭です。その下に副会頭、専務理事と続きます。
このなかで、毎日、職員と顔を合わすのは専務だけです。会頭や副会頭は自分で会社を経営されていて、そちらが忙しいので、会議や用事があるときしか会議所には来ません。
専務も市等の行政を定年退職された方が務められているところが多いです(つまり、生え抜きではない)。執務室も職員とは別の個室であることがほぼだと思います。
職員にとって毎日顔を合わす、一緒に仕事をする最も身近なトップは事務局長です(なかには、局長職も行政からの人がやってるところもあるらしいですが…)。
局長は事務局の長ですが、立場は専務よりも下です。
これが会議所経営の難しいところです。
トップ(三役)とミドル(局長)の間で、持っている意識や価値観や情報が異なる場合が多い。ちなみに、ミドルとボトムの間も(なぜか)大きく異なる…
情報の非対称性というのでしょうか…いや、そんなの三役にしっかり説明したらいいじゃないかということですが、説明してもというケースも多くあります。時間もない。
せめて、トップとミドルの間だけでも一致していれば、ボトムは(渋々でも)従うし、組織としてひとつの方向に動く。
方針が二転三転すること
自分に裁量がまったくない仕事が多いこと
ボトムのストレスはこういうところから滲み出て溜まっていく
(ちなみに私はボトム?ローワーミドル?微妙なところです)
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