関連ブログ記事・・・2024/6/26付「東海環状自動車道の「終点 大安」について」
上記ブログ記事で
>ただ、北勢IC~大安IC間が開通した暁には大安ICは(四日市側から見て)終点ではなくなるわけで、全て「終点 北勢」に書き換えられるのでしょうか?
と書きましたが・・・
北勢ICをはじめとする東海環状道の未開通区間のIC・PAについて、2024/8/5付で正式名称が発表されました。
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/6119.html
北勢ICの正式名称は、所在地の自治体名から「いなべインターチェンジ」となりました。したがって、延長後の標識は順当にいけば?「終点 いなべ」になるわけですが、単に「いなべ」とする可能性もなきにしもあらずです。ちなみに、大安ICはいなべ市南部(旧大安町)にあり、部分開通の2019年時点で既に合併から15年が経過していたのでこちらの正式名称を「いなべ南IC」にする手もあったかと思われますが、字面がおめでたいので敢えて旧町名に由来する仮称をそのまま採用したのかも。
今回は、岐阜県側の仮称・糸貫ICも所在地の自治体名から「本巣インターチェンジ」が正式名称となりました。本巣市は2004年に本巣町・真正町・糸貫町・根尾村が合併して成立しており、本巣ICは旧糸貫町域となります。
そして、その本巣ICと既開通区間の山県ICの中間にできるICは、仮称そのままの「岐阜インターチェンジ」が正式名称となりました。岐阜市内には東海北陸道が通っていますが、そのものずばりの「岐阜インターチェンジ」は存在せず、市東部の各務原市との境界上に「岐阜各務原インターチェンジ」があります。今回ようやく誕生するわけですが、所在地は岐阜市の北のはずれであり、市の中心部から10km程度離れています。地理不案内なドライバーからすれば「岐阜北IC」あたりのほうが的を得た名称ですが、いろいろと事情があるのでしょう。