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OsakaMetroの自動運転バスに乗車(公道編)

関連ブログ記事・・・2024/11/18付「OsakaMetroの「森之宮・京橋周遊ルート」(自動運転バスでない)に乗車()()」

改めて、自動運転再開後の「森之宮・京橋周遊ルート」に乗車し、併せて「e METRO MOBILITY TOWN」のプレオープン時点の様子を見てきましたので報告します。

京橋駅前の乗り場。バス停の標柱には、公式サイトにある「京橋駅前~e METRO MOBILITY TOWNシャトルルートは自動運転でないこと」「17時以降は手動運転での走行となること」の但し書きは見当たりませんでした。

時間帯は違いますが、前回同様周遊ルートの5分前にシャトルルートが発車するパターンでした。シャトルルートのバスにはそもそも自動運転対応の機器が取り付けられていません。バス停には自動運転バス目当ての方しかおらず、既にe METRO MOBILITY TOWNがプレオープンしているにもかかわらず乗客ゼロで発車していきました。

すぐに周遊ルートの自動運転対応バスがやってきました。前回乗車時には使用されていなかった運転席後ろの自動運転状況表示用のモニター画面が表示されています。

その後ろ側に設置されている黒い物体は、自動運転システムのサーバーです。上に置かれているのは、アンケート回答用のQRコードが記されたカードです。

自動運転状況表示用のモニター画面は、車体後部にも取り付けられています。

モニター画面の表示内容の解説。

車内に掲出された森之宮・京橋周遊バスの運行系統図。2025/1/11のe METRO MOBILITY TOWN正式オープンの暁には、新たに「モビリティタウン」バス停が設置される模様です。

数人の乗客を乗せて定刻に発車。片町バス停の先までは手動運転で走ります。信号停止中も、他の車が次々と通過する様子が映し出されます。

片町バス停ではやはり4分ほど時間調整。片町バス停の先でドライバーが自動運転モードに切り替えようとしましたが、うまくいきませんでした。

上町筋に左折してから追手門学院の前で臨時停車し、ドライバーが先ほど紹介した自動運転システムのサーバーを再立ち上げしました。モニター画面はいったん真っ暗になり、その後6種類の画面が順に表示されていき、3分ほどで最後に下段中央が表示されて無事再立ち上げ完了! 無事自動運転モードで走り出しました。

大阪城大手前・馬場町の両バス停では乗降なしにもかかわらずいったん停車しましたが時間調整はなく、システム再立ち上げのためのロスタイムをリカバーする形となりました。

馬場町から森ノ宮駅前バス停の間は道路事情から手動運転モードとなりました。その先も手動運転モード区間は結構あり、周遊ルートのみが走る区間において実際に自動運転モードになるのは以下の区間のみの模様です。

 ・片町バス停の先~馬場町バス停間

 ・森ノ宮駅前バス停~玉造交差点間

 ・中道バス停の先(左折後)~森ノ宮公団住宅交差点間

森ノ宮公団住宅交差点以北の都市計画道路豊里矢田線区間は交通量が相当に少ない余裕のある2車線道路ですが、手動運転モードでした。

当日モニターを注視した限りでは、自動運転モードにおける最高速度は35km/hでした。手動運転モード区間では45km/hまで出すのですが。

森之宮一丁目バス停から「e METRO MOBILITY TOWN」のプレオープン時点の入口までは、しばらく公道を歩く必要がありました。

(つづく) 次はe METRO MOBILITY TOWN内のレベル4の自動運転バスを報告します。

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