2023/3/15付ブログ記事「大阪バスの伊丹空港リムジン、2023/3/17からICカード対応」の続きです。
減便前に、伊丹空港発午前の便に乗車してきました。現時点で伊丹空港発着路線はいずれも交通系ICカードに対応していますが(空港経由の高速バスを除く)、他社がPiTaPaのシステムに対応しているのに対し大阪バスだけはICOCAのシステムに対応しているので、のりばの時刻表には「PiTaPaカードご利用の際も事前にチャージが必要です」と注記されています。
ICカードの簡易型の処理機ですが、ハンディスキャナー(スキャナー部分がICカードの読み取り機になっている)とスマートフォンが一体化したものでした。
ドライバーに東大阪長田駅まで乗車の旨を伝えると、ドライバーがスマートフォンのタッチパネル部分を操作して同駅までの運賃(870円)をICカードから引き落とすようにセットし、その後にスキャナー部分にICカードをタッチするとめでたく処理完了です。同社の御堂筋線や大阪駅~ホテル線などで使用する場合は均一運賃につきタッチパネル部分の操作は不要なので、運賃箱と繋げた箱の中に収容されていた(2023/1/30付ブログ記事「大阪バスの一部路線のICOCA対応状況報告」参照)わけですね・・・
残念ながら乗客は私1人だけで、東大阪長田駅に到着すると行先表示が「回送」に変わり、しばらく停車した後近鉄八尾駅に向けて走り去りました。
ちなみに、東大阪長田駅の伊丹空港行ののりばは道路の反対側にあります。