2024/10/15付で、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が交通アクセスに関して2つのリリースを出していました。
駅シャトルバス、中長距離直行バス及び空港直行バスによる会場アクセス方法についてお知らせします
開幕半年前の2024/10/13から来場日時の予約が開始されたのに合わせ、まず桜島駅発着のシャトルバスの時刻が公表されました。他のバスや水上交通については、まずルートと便数を公表し、2024年末までにダイヤを公表する段取りになっています。
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/1_schedule.pdf
桜島駅発着のシャトルバスは「2025/8/17以前」「2025/8/18以後」で時刻が変わっており、当然?後者の方が便数が多くなっています。いずれの期間も、桜島駅始発は8:10、会場発最終は23:10です。
駅シャトルバスおよびP&Rシャトルバスアクセス運行計画については、概ねアクションプラン第4版(2024/8/14付ブログ記事参照)時点の通りのようです。
一方、中長距離直行バス・空港直行バス運行計画は初公表です。
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2_drivingroute.pdf
中国・四国からの便は既存の高速バスの延長、福井からの便は新設と推測されます(このブログ記事を書いている時点で福井と大阪を結ぶ高速バス路線は存在しない)。また、滋賀県内からの便が充実しており、「守山=3便、長浜=3便、水口=3便」と記されています。もっとも、2005年の愛知万博の際はもっと盛大に中長距離直行バスが運行されており、乗務員不足の影響はここにも出ていますね。フェリーと連絡するシャトルバスは、六甲アイランドから1便・大阪港から2便運行されます。
一方、これとは別に、公式サイト内に「EXPO 2025 交通インフォメーション」が開設されていました。
https://www.transport.expo2025.or.jp/
このブログ記事を書いている時点では「現在のところ、本サイトには準備中のページが多数あります。今後、順次更新してまいりますので、しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。」と注記されています。
「駅シャトルバス利用の手引き」には、京阪電鉄・南海電鉄からの「万博シャトルバスご利用のおすすめポイント」も掲載されています。大阪マルビルのほか京阪中之島駅((リーガロイヤルホテル前)も京阪主導のシャトルバスの発着ポイントとなっており、普段昼間は普通電車しか発着しない中之島駅に京都直通の臨時特急列車を乗り入れる予定のようです。
そして、「桜島駅バスターミナル案内」のページも存在しますが、中身はやはり「準備中」でした・・・ 果たして年末には何か情報が載るでしょうか?