JR東日本のサイトで、2024/3/11付で「東日本旅客鉄道株式会社 IC カード乗車券取扱規則の一部改正」が公示されました。
https://www.jreast.co.jp/kippu/yakkan/pdf/history240311-1.pdf
今回特筆されるのは、実際に利用可能になってから後追いでリストに追加された事業者が存在することですね・・・
岐阜乗合自動車株式会社(岐阜バス)・・・2024/3/2から利用可能(2024/2/16付ブログ記事参照)
伊賀鉄道株式会社・・・2024/3/9から利用可能(2024/3/9付ブログ記事参照・・・前編・後編)
石川県小松市・・・2024/3/9から利用可能
小松空港と小松駅を結ぶ自動運転バスが対象です。BOLDLY社の技術を用いており、実際の運行は地元の北鉄加賀バスに委託します。
https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/1028/rosenbasu/4/16580.html
https://www.city.komatsu.lg.jp/material/files/group/22/press_release20240308.pdf
そして、今後の予定は
2024/3/13付で「伊予鉄道株式会社」「伊予鉄バス株式会社」を追加 (2024/3/10付ブログ記事参照)
2024/3/30付で「スカイレールサービス株式会社」を追加
2024/4/1付で「有限会社中京交通」を追加 (2024/3/5付ブログ記事参照)
2024/4/1付で「株式会社東急トランセ」「長崎県央バス株式会社」を削除
となります。
長崎県央バスは2008年に長崎県営バスの一部路線を分社化する形で事業を開始した会社ですが、当初は人件費削減効果があったものの、バス事業を巡る環境が大きく変わった昨今では別会社化による非効率さばかりがクローズアップされるようになりました。そのため、県営バスの経営改善策の一環として2024/4/1付で再びバス事業を長崎県営バスに戻し、同社はバス事業者としては消滅します。
https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=975585767920926720
そして、東急トランセは東急バスとの合併により2024/4/1で消滅します。同社の設立から消滅に至る経緯は長崎県央バスとほぼ同様です。
https://www.tokyubus.co.jp/20230817Gappei_Press_release.pdf
なお、「スカイレールサービス」については別記事で解説予定ですので、お待ちください・・・