運行開始間もないこともあり「乗客は私だけ」を危惧していましたが、幸いにも合計5名で、トランクルームも使用されました。定刻通り発車。
ICOCAなど全国相互利用対象交通系ICカードに対応していますが、運賃箱やICカードリーダーは取り付けられておらず、北海道・エスコンフィールドでも大活躍している(2023/7/19付ブログ記事参照)JR西日本子会社が開発したハンディタイプの簡易型処理機での対応でした(使わないときは上部に見える袋の中に収納されています)。
兵庫県内のルートは、予想通り「ハーバーハイウェイ→住吉浜入口から阪神高速5号湾岸線」でした。車の流れが滞ることはなく、出発30分後には早くも大阪市内に突入しました。
大阪市内のルートですが、「北港JCTで阪神高速2号淀川左岸線に入り、ひたすらトンネル内を走って大開ランプで出て、北港通→野田阪神→国道2号経由」でした。野田阪神の交差点を11:35頃に通過し、終点の大阪駅桜橋口には定刻より15分も早い11:45に到着しました。ダイヤには相当余裕があります。
おそらく、2号淀川左岸線のトンネル区間を経由する路線バスはこれが初めてと思われます。大阪・関西万博会期中には頻繁にシャトルバスが通るはずですが。
ちなみに、2号淀川左岸線のトンネル区間の大半は正蓮寺川を暗渠化した跡地を通っており、急カーブが各所にあるため最高速度は50km/hに制限されています。これでは高速道路ではなくただの「地下を通る自動車専用道路」です。