美嚢川を越えた東播磨道は、正法寺山の麓を突っ切り、山陽自動車道をオーバークロスして播磨カントリークラブの西側を抜け、住本製作所本社工場の裏山を通り再び平野に出ます(以北は2022/11/8付ブログ記事「東播磨道樫山ランプ~国道175号ランプの2022/11時点の状況(後)」で紹介済み)。
このブログを書いている時点の該当区間のGoogleMapの航空写真を見ると、正法寺山の西斜面に道路の構造物が既に建設済みで、山陽自動車道の先にオーバークロスの高架橋の基礎を作っているのが見えますが、他は工事の形跡がありません。正法寺山の山頂に向かう道路のストリートビューは存在しますが、最新の2018年11月現在でもまだ木立に覆われており東播磨道は未着工の状態です。
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正法寺山の登り口。このあたりは三木市に属します。先に見える木立が存在しない部分に、東播磨道の構造物が存在しています。
坂道を上ると、その構造物が目の前に登場しました。展望広場に通じる道のための跨道橋が新たに建設されています。銘板によれば2021年3月完成とのこと。
振り返ると、美嚢川の手前まで構造物ができていることがわかります。
山陽自動車道との交差の側も、着実に工事が進んでいます。橋本体が架かるのはまだ先のようですが。
ちなみに、この交差部のすぐ脇には高速バス用のバスストップがありますが、このブログを書いている時点では停車するバスは全くなく閉鎖されています(最近まで神戸と岡山を結ぶ高速バスが1日1往復だけ停車していましたが、コロナ禍で運休しそのまま廃止) バスストップの所在地は三木市と小野市のほぼ境界ですが、名称は「小野」です。小野市の中心部からはるかに離れた人家もわずかな場所であり、現役時代も利用者は相当少なかったものと思われます。
岡山方面バス停のアプローチ部分。
神戸方面バス停のアプローチ部分。
(つづく)