2022/6/28付ブログ「紀伊半島のミッシングリンクで土砂崩れ通行止め発生」の続きです。
この通行止めに伴い、以下の2つのバス路線に影響が出ています。
1.南紀白浜空港と串本・勝浦・新宮を結ぶ空港リムジンバス
https://kumanogobobus.nankai-nanki.jp/cms_upload/news/83/rimujin.pdf <通行止めの間の臨時措置>
https://kumanogobobus.nankai-nanki.jp/shirahama/ <所定運行時の情報>
串本町内を迂回運行しているため、「橋杭岩マリオット」「串本大水崎」「串本駅」の3停留所には停車せず、各バス停の到着時刻に遅れが発生します。
南紀白浜空港~新宮間を直行するのであれば中辺路沿いの国道311号経由への迂回が可能ですが、すさみ町内や太地駅にも停車するためそうもいかず、6/28付ブログにある「国道371号で峠越え→古座川沿いの県道38号を経由→県道227号・234号で峠越え」のルートで運行しているようです。
2.串本町営バス和深線
https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kurashi/community-bus/files/community_bus_route_202107.pdf <所定運行時の情報>
町営バスは複数の路線がありますが、通行止め区間を経由するのは和深線のみです。現場は上浦バス停付近と思われますが、串本町役場~和深地区間の全区間を運休としています。
代替手段として、JR紀勢線の和深方面の普通列車に接続する「串本駅~町立病院~串本町役場」の臨時便を運行しており、町西部の住民の通院や用務の足を確保しています。
https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kurashi/community-bus/files/bus_rinzibin.pdf
この通行止めですが、観光にも影響が出ています。京阪神から潮岬や橋杭岩に自家用車で向かう場合は阪和道~紀勢道~国道42号が順路ですが、古座川町回りまたは中辺路回りの迂回を強いられます。そして、串本海中公園(通行止め現場より西側にある)~潮岬or橋杭岩間の移動も大迂回を強いられます。
<6/30追記>
土砂崩れ現場は7月1日13時から片側交互通行となるため、南紀白浜空港~新宮のリムジンバスは7月1日午後の便から通常通りの運行になる予定です。
https://kumanogobobus.nankai-nanki.jp/cms_upload/news/85/kaijyo.pdf