関連ブログ・・・2021/4/29付「紀伊半島一周高速道路の開通はまだまだ先」
2022年6月26日19時頃、和歌山県串本町内の国道42号で土砂崩れが発生し、串本市街地のすぐ西側で全面通行止めになっています。
https://www.agara.co.jp/article/207839
https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/files/tukoudome_kinankasenkokudouzimusyo.pdf
懸命に復旧工事が進められていますが、発生後2日経過した段階でもまだ全面通行止めで、片側交互通行への切り替えのメドは立っていません。
https://www.agara.co.jp/article/208215
並行区間で高速道路が開通済みであればこちらがう回路として使えますが、残念ながらこの区間に相当する「すさみ串本道路」はまだ開通しておらず(2025年度開通に向け鋭意工事中)、
https://www.kkr.mlit.go.jp/kinan/road/tsukuru/susami/
西側からだと「国道371号で峠越え→古座川沿いの県道38号を経由→県道227号・234号で峠越え」と大きく迂回が必要です。このルートは大型車通行可能ですが、ストリートビューで確認した限りではセンターラインのない区間も多く、
https://www.google.co.jp/maps/@33.5060176,135.7860459,13z?hl=ja
何よりも串本町の西部から町役場などのある中心部に行くには、普通車であっても通常の何倍もの距離走らねばなりません。JR紀勢線の普通列車は通常通りですが、本数は1日8往復だけです。
ミッシングリンクで通行止めが発生すると大きな影響が出ることが(人の動きに加え物流も)よくわかりますね・・・
<6/30追記>
6月30日13時に、現場付近の道路を管理する近畿地方整備局紀南河川国道事務所から「7月1日13時から片側交互通行に移行する予定」との発表がありました。
予定通りにいけば、発生から5日足らずでの通行再開となります。ただ、あくまでも暫定復旧なので、まとまった雨が降れば早々に通行止めになる可能性があります。