関連ブログ記事・・・2023/1/21付「続: 岡山市の「運賃無料デー」は大好評、一部バス会社は2023/1以降も企画」
上記ブログ記事で
>さらに2018年春には岡山市中心部と西大寺方面を結ぶ「益野線」の運行を開始しましたが、両備バスの既存路線と競合するため物議をかもしました(詳細はWikipediaの当該項目参照)。
と書きましたが、この「益野線」(1日7往復)は2024/10/31限り廃止となります。
http://news.megurin-okayama.com/?eid=127
理由は「市内郊外路線を複数事業者で運行する重複路線に該当する」ためです。岡山市内では長らくバス事業者間の対決姿勢が続いていましたが、2024/2にようやく岡山市による地域公共交通計画が正式決定となり、基本的に競合路線を整理する方向で動いています(後述)。
これを機会に、上記ブログ記事以降の「めぐりん」に関する動きをまとめてみました。
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・2023/4/1から岡山駅前のバスターミナルに乗り入れ
・2023/7/1からハレノワ(岡山芸術創造劇場)前を起終点とする京橋線の運行を開始、他路線もダイヤを調整
・2023/8/5にダイヤ改正を実施 (医大右線は平日24便・休日38便、京橋線は休日27便、いずれも18~19時台が最終)
・2023/12/1にICカード導入(ハレカカードのみ)、100円区間を120円に値上げ・・・2023/11/30付ブログ記事参照
・2024/4/1に平日の医大右線を36便に増便
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なお、岡山市地域公共交通計画におけるバス路線再編の具体案が岡山市公式サイト上で公開されています。
https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000025/25469/sankou.pdf
こちらによれば、八晃運輸は岡山駅~国立病院間の路線への新規参入を目指しており(現時点では岡電バスと中鉄バスが共同で運行している)、岡山市としては以下の条件付きで許容する方針のようです。
<条件>
・運賃は3社同額 ・岡山駅東口ののりばは同じ ・八晃運輸は1時間に1本の運行 ・バス停標識の一本化
益野線廃止で浮いた車両・乗務員を活用して実現に動くのか、それとも・・・