御園工区の東端部(三菱電機伊丹製作所の敷地の手前)の様子。長らく道路予定地のまま整備が進んでいませんでしたが(2022/10時点のストリートビューはこちら)、一気に整備されて「いつ供用開始されてもおかしくないレベル」になっていました。供用開始に至らない理由は三菱電機西側の工事がまだ完了していないためで、三菱電機の関係車両のみ工事中の迂回路として通行しているそうです。
貫く部分のうち東側は掘割構造ではなく平面構造になっています。歩道の両側に工場施設がずらりと並んでいます。伊丹製作所内の南北の行き来は、いったんJR宝塚線との交差部分近くまで回り込む必要があります。
続いて、伊丹製作所の南側をぐるっと回ってJR宝塚線の西側(伊丹製作所正門の南西側)に出ます。アンダーパスは車道部・歩道部とも既に完成しており、三菱電機の関係車両が通行しているのを目撃しましたが、現状はあくまでも伊丹製作所の敷地内につき撮影禁止ということで写真はありません。
こちらは、アンダーパス歩道部のすぐ南側(伊丹製作所の敷地外)の様子です。2021/12時点のストリートビューでは工事用の柵が立ちはだかっていましたが、工事完了につき取っ払われて見通しが良くなっています。アンダーパス歩道部の入口には「関係者以外立入禁止」とか「三菱電機関係者以外通行禁止」のような看板はなく、近隣住民でもJR宝塚線の線路をくぐって反対側に抜けられるのかもしれませんが・・・
ちなみに、JR宝塚線のすぐ東側の線路沿いには歩行者・自転車専用道路があります。三菱電機が近隣住民の便を図って敷地の一部を通行可能にしたものですが、製作所正門以北は道路工事のため2024/3/31~2026/3/31の間通行止めになっています。
こちらは、玉江橋線との交差点から東側を見た様子。「都市計画道路園田西武庫線」としての整備工事が進んでいますが、前編で紹介した「三菱電機管理地につき許可無く立入りを禁ずる」の看板は引き続き設置されています。JR宝塚線との交差部付近の工事が全て完了して晴れて供用開始になるまではこのままの扱いが続くのでしょうか? ちなみに、北側のマンションは三菱電機とは無関係かつこの道路側には出入口はありません。