関連ブログ・・・6/9付「国道107号の通行止め(岩手県西和賀町)は当分続きそう」、8/13付「 国道107号の2021年中の通行止め解消は無理?」
5月以来通行止めになっている岩手県西和賀町内の国道107号ですが、現場の詳細調査の結果、本復旧までには相当の期間が必要なことが判明しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5929701a25c8f2e7f6c34b743085f0a07555a8a7
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ce8357b4c402395685d075032a692688ea5972f
想定地滑りの規模は道路からの斜面の長さ約290m・幅約170m・高さ約160mにものぼり、4か月半経過しても未だに変位が続いているとのこと。
これでは本復旧は当面無理なため、まず2022年内に仮設道路に着工する方針となりましたが、以下の2案のいずれになるかはこれから総合的に検討するそうです。
A案=湯田ダム湖上に仮橋を設置し、対岸の県道付近に接続する迂回路を確保する
B案=現場付近に大きく盛土を行い、安全を確保した上で現国道を通行させる
ということで、迂回路が秋田自動車道しかないため、自転車や原付で西和賀町と北上市の行き来ができない状況はまだまだ続きそうです。