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天橋立付近の高規格幹線道路が2025/4/1から有料化

2022/12/1付ブログ記事「丹後半島の高規格幹線道路が有料化へ・・・未開通区間の建設促進のため」の続報です。

上記ブログ記事で触れた山陰近畿自動車道の開通済みの無料区間(宮津天橋立IC~京丹後大宮IC間)を2025年度から有料化する件ですが、2024/10/31付で正式発表されました。

https://www.kyo-miti.jp/wtncnt/20241031102716530.html

https://www.kyo-miti.jp/wndc/whats_data/topics/upload/files/%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%b7(2).pdf

通行料金は、2年前の報道通り「普通車で京丹後大宮IC~宮津天橋立IC間150円均一」となっています。ただ、料金の徴収は宮津天橋立ICの少し西に新たに設けられる本線料金所で対応するため、その先の与謝天橋立IC~京丹後大宮IC間のみを利用する場合は無料(料金を徴収する場所を通らないため)になる模様です。

また、上記ブログ記事で書いたとおり、2023/4/1~2025/3/31の間は、京都府道路公社は自前で有料道路を管理しないという稀有な存在となっています。2024/3/31までは「NEXCO西日本からの業務受託」が主要業務でしたが、今後は山陰近畿自動車道の建設が主要業務となるため、2024/4/1付で舞鶴市内にある「京都府道路公社管理事務所」は「京都府道路公社 山陰近畿自動車道事務所」に名称変更されました。

https://www.kyo-miti.jp/wtncnt/20240325171148790.html

なお、その先の大宮峰山道路区間も含めた有料化のスキームについては、国土交通省公式サイト内で「令和5年度 有料道路事業関係説明資料」として公開されています。

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001594142.pdf

両区間をひっくるめた総事業費は約670億円となっていますが、このうち約20億円を効率的かつ効果的な管理を行うために有料道路事業者である京都府道路公社が負担し、その原資に通行料金を充当します。具体的には、日常的なメンテナンスが必要な舗装や設備工事の一部となります。

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