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終点の1つ手前で降りると970円→終点で降りると200円という謎の?バス

関連ブログ記事・・・2024/1/11付「福井県の大半のバスが2024/2/24から全国相互利用対象ICカード対応となります

2024/3/16から当面の間北陸新幹線の終点となる敦賀市ですが、市内の路線バスはコミュニティバス・福井鉄道の一般路線(今回ICカード対応となる菅浜線・若狭線)とも200円均一です。

https://www.city.tsuruga.lg.jp/communitybus/index.html

このうち、菅浜線・若狭線はいずれも隣接する美浜町にまたがっており、美浜町内完結あるいは美浜町と敦賀市にまたがる乗車は通常の対キロ区間制運賃なので敦賀市内を出たとたんに一気に運賃が跳ね上がります。敦賀駅から乗車の場合、200円から一気に540円になります!

https://fukutetsu.jp/bus/pdf/faretable/reinan1.pdf

そして何よりもユニークなのは、菅浜線を敦賀駅から終点の1つ手前の丹生バス停まで乗車した場合の運賃が970円なのに、終点の白木バス停まで乗車すると200円と一気に安くなることです・・・ この路線は敦賀半島の西海岸を走りますが(GoogleMapはこちら)、丹生バス停までが美浜町に属するのに対し、白木バス停は敦賀半島の先端部や東海岸と同じく敦賀市に属するため、「敦賀市内完結の乗車」と見なされるからです。ちなみに、丹生地区には関西電力美浜原子力発電所が・白木地区には高速増殖炉もんじゅが・敦賀半島の先端部には日本原子力発電の敦賀原子力発電所と新型転換炉原型炉ふげんがそれぞれ立地するという原発銀座の一等地です。

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