石川県の能登半島北部(いわゆる奥能登)は鉄道が廃止になって久しく、県都金沢との間を直結する北陸鉄道グループの特急バス(のと里山海道経由)が基幹交通となっています。
2023年末時点では、輪島市と金沢市の間に7往復・珠洲市と金沢市の間に4往復それぞれ運行されていました。
しかし、能登半島地震で道路が壊滅的な被害を受けたため全面運休を余儀なくされ、通行止め解除とともに徐々に運行を再開したものの(一時期は被災者のため無料運行を行っていました)、減便&所要時間延伸の臨時ダイヤで運行中です。
2024/4/22以降の時刻はこちら (輪島発着4往復、珠洲発着1往復、能登町宇出津発着1往復)
そして、2024/9/7からは利用実態に合わせた新ダイヤでの運行となります。
http://www.hokutetsu.co.jp/archives/55898
http://www.hokutetsu.co.jp/wpress/wp-content/uploads/2024/08/20240907_noto_timetable_ver2.pdf
輪島~金沢間は6往復に増便されますが、珠洲市や能登町から金沢に直通する便はなくなり、代わりに運行する「穴水駅前~のと里山空港~すずなり館前<珠洲市内>」の便と輪島線をのと里山空港で乗り継ぐ形となります。運賃に関しては直通便と同額扱いとなり、「お乗り換えの際、最終目的地までの通し運賃をお支払いください。車内にてバス乗継券をお渡しいたします。」とのこと。