関連ブログ・・・1/12付「今春から宇部市営バスでICOCAなどが使えるようになります」
宇部市営バスのICカード対応ですが、1月25日にようやく正式発表されました。
http://www.ubebus.jp/information/i.html
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220125_01_ubeshi.pdf
JR西日本の簡易型ICOCAシステム(バス定期券を搭載しても券面に区間や有効期限が印字されない)を利用します。
使用開始日は3月15日で、現在の磁気カードは9月末限り使えなくなります。
ただ、磁気カードがプレミア付き(販売額1000円のカードは1100円分、5000円のカードは5750円分使用可能)なのに対し、
http://www.ubebus.jp/shuttlebus/bustiket/post-248.html
ICOCAなどのICカードは一切のプレミアがなく(チャージした分と同額しか使用できない)、磁気カードの利用客からすると実質9%~13%程度の値上げになります。
一足先に簡易型ICOCAシステムを導入した山口県内の中国JRバスの場合、同時に親会社と同じICOCAのポイントサービスを導入しており、1か月あたり3000円を超える分の利用額の10%をポイントとして還元することにより、磁気カードには及ばないものの常連さんが得をするような仕組みになっています。
http://www.chugoku-jrbus.co.jp/pdf/20210303yamaguchiarea_icocaintroductin.pdf
しかし、宇部市営バスのリリース文にはポイントサービスに関する記載は一切なく、常連さんでも例外なく値上げになってしまいます・・・
また、同じ宇部市内を走り競合路線も少なくない船鉄バスでは今後も磁気カードのサービスを継続するので、10月以降は両者で共通に使えるバス乗車カードがなくなるわけです・・・