2023/4/10付ブログ記事「有馬温泉と西宮・宝塚を結ぶバスが土砂崩れのため迂回運行 <4/18追記あり>」の続報です。
県道51号宝塚唐櫃線の西宮市西端付近における土砂崩れですが、上記ブログ記事に追記したように、2023/4/17 16:33に全面通行止めが解除され片側交互通行に切り替わっています。しかし、さくらやまなみバスなどの迂回運行は4月19日朝時点でも継続中です。
運行する阪急バス山口営業所に聞いてみたところ、乗用車クラスは難なく片側交互通行区間を通れるようになっているものの、現場付近には急カーブもあり大型バスにとっては厳しいため、当面の間は迂回運行を継続するとのこと。
ちなみに、迂回運行対象区間内には「白水峡墓園前」というバス停がありますが、ここは西宮市立の大規模墓地「白水峡公園墓地」の最寄りバス停であり、立派な上屋を持ったバス待合所があります(ストリートビュー参照)。しかし、西宮市公式サイト内には、このブログを書いている時点でも、西宮市の南部地域からさくらやまなみバス<運行主体は西宮市>による墓参ができなくなっている(有馬温泉まで行ってタクシーに乗る必要あり)旨の案内は一切なされていません。
<4/25追記>
阪急バス公式サイトでの迂回運行の案内文(運行状況のページに出ます)ですが、現場が片側交互通行に切り替わり迂回理由が変わったのちも、まる1週間にわたり「土砂崩れによる通行止めのため」という虚偽の文言のままでした。4月25日になって、ようやく以下のカギカッコ内にあるような本当の理由が掲載されました。
「土砂崩れによる通行止めは4月17日(月)に解除となり片側交互通行となりましたが、路線バスが安全に通過できる幅員が確保されておりませんので、以下の系統は迂回運行いたします。」
<4/28追記>
阪急バス公式サイトに、迂回に関する詳細情報が掲載されました。
https://www.hankyubus.co.jp/rosen/images/yamanami_0425.pdf
迂回解消のめどは立っていませんが、迂回に伴い停車しないバス停についても「システムの都合上、各種検索(当社HP、Googleマップ検索、阪急沿線アプリ、各種検索サイトなど)では、当該停留所を含めた検索結果が表示されます」とのことなので、迂回対象区間の沿線にある白水峡公園墓地や有馬温泉病院(山田山バス停近く)に行かれる方は注意が必要ですね。
ということで、近々現地を取材する予定です。お楽しみに・・・