京阪電鉄・大阪モノレール門真市駅近くのパナソニック工場跡地に、ららぽーと門真と三井アウトレットパーク大阪門真が一体化した大型商業施設が2023/4/17にオープンしました。隣接地にはコストコもオープンしており、大いに賑わっています(周辺道路の渋滞が相当激化しているようですが)。
この大型商業施設と難波・心斎橋を結ぶシャトルバスが、2024/8/半ばから運行を開始しています。
https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/kadoma/info/2835269.html
https://mitsui-shopping-park.com/mop/osakakadoma/access/
1日4往復で、運賃は500円(現金のみ取り扱い)です。難波ののりばはなんばパークス南側のヤマダデンキLABI付近、心斎橋ののりばはクリスタ長堀橋南7階段付近となっており、所要時間はそれぞれ45分・30分です。
京阪門真市駅方面から歩くとららぽーと門真の北西エントランスから入ることになりますが、その手前にシャトルバス運行を宣伝する看板が設置されていました。
外国語での案内もあり、インバウンドをある程度意識しているものと思われます(まあ、実際に利用するとすれば難波・心斎橋側からでしょうけど)。
そのシャトルバスの発着点となる交通広場はららぽーとの南西側にあり(しかも商業施設本体の建物からは独立しています)、早速「どんなバスが使われているか」を見るためにのりばに急ぎましたが、この看板に書かれた発車時間には僅かに間に合いませんでした・・・ 辛うじて写せたピンボケの後ろ姿はこちら。
勝手にリクライニングシートの大型観光バスをイメージしていましたが、小柄で送迎バスっぽいフォルムです(座席だけはリクライニングシートのようですが)。現時点での需要は、このバスで十分カバーできているのでしょう。
ちなみに、交通広場には2か所のバスのりばが準備されていますが、2番のりばは貸切バスとこのシャトルバスのみが使用しているため、時刻表はのっぺらぼうです。
別途準備されたシャトルバス用の案内看板は、運行中にもかかわらず何故か横倒し状態で立てかけられていました。問い合わせ先はプリンセスライン株式会社とあります。同社は京都駅八条口と京都女子大学を結ぶ路線バスを運行していますが(2016年以来中国BYD社の電気バスを運行中)、主力事業は冠婚葬祭関連を中心とする貸切バスで、本社は門真市の隣の寝屋川市にあります。
交通広場の1番のりばに発着するのは、土休日に関しては京阪バスの地下鉄門真南駅とを結ぶ路線(途中免許試験場を経由)のみで、昼間は30分間隔での運行です。そこそこの乗客がいました。