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残念ながら、高圧線鉄塔の移設準備が行われている様子は全くありませんでした。
このあたりは鉄道駅から離れていますが太子町の中心部で、さらに姫路市中心部に通じる幹線道路(旧国道2号)が近く、工場などの事業所も散在することから比較的新しい住宅が建ち並んでおり、住民にとっては迷惑施設である高圧線鉄塔の移設を受け入れる地主はないでしょうね。となると高圧線の系統の見直しにまで踏み込まざるを得なくなり、これらを管理する関西電力送配電の社内での調整が先決ですね。ただ、道路予定地に高圧線鉄塔が建っているのは最初から分かり切った話ではありますが。
鉄塔の建っている場所と事業区間の南端(鵤東交差点)の間は、道路の基礎工事の最中です。各写真に写っている褐色の四角い建物(一般住宅)は道路予定地のすぐ東側に隣接する形なので、立ち退きは不要です。
工事看板に、具体的な図面が掲載されていました。左側が鵤東交差点です。
鵤東交差点のすぐ北側にて。水路の付け替え工事のように見受けられます。
最終的には、直進が国道179号となり、JR網干駅付近とたつの市中心部が右左折することなく結ばれるようになります。
(おわり)