関連ブログ記事・・・2023/7/17付「高松・屋島山上への路線バスが2023/9/1から運賃倍額に」、2023/8/22付「香川県の大川バスも2023/9/1から値上げ」
香川県西部で路線バスを運行する琴参バス(大川バスグループ)は、現時点で運賃値上げ申請は行っていません。
ただ、坂出市内の路線について、2023/10/1から一般路線バス・コミュニティバスをひっくるめて運賃体系を大きく変更します。
https://www.kotosan.co.jp/news/rosen/entry-381.html
これまでの対キロ区間制(10円刻み)からゾーン運賃制(100円刻み)に変わり、非割引運賃であれば10円玉や50円玉を用意する必要がなくなります。
そして、現行運賃と比べて値上げになる区間・値下げになる区間はさまざまとなっています。
1.坂出市循環バス
現行の「西ルート・中ルート・東ルート」から「西ルート・東ルート」に再編され、西ルートについては西隣の宇多津町に乗り入れます。運賃は100円均一から倍額の200円均一(西ルートで坂出市内と宇多津町内にまたがって乗車する場合のみ300円)となります。
2.瀬居線 (坂出駅前~瀬居町竹浦)
現在は「坂出市営バス」として自家用バスを用いて運行していますが、琴参バスの運行に切り替わります。坂出駅前から番の州公園までの運賃は280円から300円にアップしますが、終点の瀬居町竹浦までの運賃は490円から400円と安くなります。
2023/9/30までの坂出市営バスの運賃はこちら
3.島田線 (坂出営業所~坂出駅前~富熊西沖)
平日のみの運行です。坂出駅前~富熊西沖間の運賃は520円から500円と安くなりますが、坂出営業所~坂出駅前間の運賃は170円から200円に値上げとなります。
4.岡田線 (坂出営業所~坂出駅前~NEWレオマワールド)
こちらも平日のみの運行で、坂出営業所~島田間は上記島田線と同じルートです。坂出駅前~NEWレオマワールド間の運賃は730円から600円と結構な値下げになります。
5.綾川線 (坂出営業所~坂出駅前~富熊西沖~イオンモール綾川)
現時点では、平日は基本的に上記島田線と接続して綾川町内の富熊西沖~イオンモール綾川のみの運行、島田線が運休となる土休日は坂出市街地からの直通運行となっていますが、2023/10/1には運賃変更と同時に路線改編もあるようです(詳細は未公表)。坂出駅前~綾川駅(イオンモール綾川前)間の運賃は620円から600円と安くなりますが、現在100円均一となっている綾川町内の運賃は2023/10/1以降坂出市内ゾーン制運賃に包含されて200円または300円となります。
6.王越線 (坂出営業所~坂出駅前~木沢)
坂出市北東部の海岸沿いと市中心部を結ぶ路線です。坂出駅前~木沢間の運賃は、800円から600円と安くなります。
7.青海線 (坂出駅前~青海)
坂出市北東部の五色台の麓と市中心部を結ぶ路線です。坂出駅前~青海間の運賃は、510円から400円と安くなります。
8.瀬戸大橋線 (坂出駅前~与島~岩黒島~櫃石島~児島駅)
2021/4/7付ブログ記事「瀬戸大橋を渡るマイクロバスの路線バス」で紹介した瀬戸大橋を渡る唯一の一般路線バスで、途中の島々(全域が坂出市に属します)の生活の足となっています。運賃の変動は以下のようになっています。
坂出駅前~与島間=530円から500円に
坂出駅前~岩黒島間=550円から600円に
坂出駅前~櫃石島間=600円で据え置き
坂出駅前~鷲羽山北間=630円から700円に
坂出駅前~児島駅間=750円から700円に
マルナカ児島店~櫃石島間=250円から300円に
マルナカ児島店~岩黒間=280円から300円に
マルナカ児島店~与島間=360円から400円に