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2024年度初めの熊本天草幹線道路の進捗状況について

2023/2/27付ブログ記事「熊本天草幹線道路の全通はまだまだ先・・・未だ調査中の区間もあり」の続報です。

2024年度初め時点の熊本天草幹線道路の進捗状況についてまとめてみました。

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1.国が整備する区間(熊本市内~宇城市三角町、国道57号バイパス)

九州地方整備局八代河川国道事務所の公式サイト上で、分かりやすい情報が公開されています。

https://www.qsr.mlit.go.jp/yatusiro/road/vte/index.html

本来の起点である熊本市南区近見町から南区海路口(うじぐち)町までの間は相変わらず事業化に至っていません。

熊本宇土道路区間および宇土道路区間については、このブログ記事を書いている時点では2023/4時点の現地の進捗状況の写真が公開されています。

https://www.qsr.mlit.go.jp/yatusiro/road/vte/shinchoku/index.html

国道57号現道との2か所の交差部のうち、東側の城塚橋付近はこの時点でかなり構造物が姿を現しており、西側の網田IC付近も盛土ができてきています。一方、海路口付近は用地買収だけで、緑川にかかる橋は未着工のようです。

一方、宇土三角道路区間については、現地の進捗状況の写真はありません。これは、2021年度に事業化されたばかりでまだ用地買収がメインだからと思われます。なお、2022/2/12には中心杭打ち式が行われています。

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2.熊本県が整備する区間(宇城市三角町~天草市本渡地区、国道266号/324号バイパス)

2002年に開通済みの松島有料道路に加え、九州本土と天草の第二の懸け橋となる三角大矢野道路区間が2018/5/20に開通しました。そして、西端の本渡道路区間は上記ブログ記事で書いたように2023/2/20に開通していますが、他に事業中なのは大矢野道路、それに本渡道路II期区間(2023年度新規事業化)のみです。大矢野と松島の間は相変わらず事業化に至っておらず、災害発生時のリダンダンシーはゼロ(従来からの国道しかない)です。

大矢野道路については、熊本県天草広域本部の公式サイトで「かわら版」が公開されています。2019/10が第1号で、このブログ記事を書いている時点では2024/3の第5号まで発刊されています。

https://www.pref.kumamoto.jp/site/amakusa/77469.html

https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/243490.pdf (かわら版第5号)

こちらによれば、延長925mの新大矢野トンネル(仮称)は、2024/2/末段階で281mまで掘り進んでいるとのこと。

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