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神奈中バスの値上げで共同運行路線の運賃はどうなる?

神奈中バスの値上げは2023/5/26付で認可され、2023/5/29から値上げ後の運賃が検索できるようになりました。

https://www.kanachu.co.jp/dia/news/detail?tbl=4&tid=142

早速、過去に当ブログで紹介した「神奈中バスと他社の共同運行路線で、共同運行相手のほうが先に値上げした」ケースについて、2023/7/1以降どうなるかを検索してみました。

1.藤沢駅北口~辻堂団地間2023/3/22付ブログ記事参照)

 2023/3/18までの大人運賃=神奈中バス・江ノ電バスとも現金250円・IC242円

 2023/3/19~2023/6/30間の大人運賃=神奈中バス便は現金250円・IC242円、江ノ電バス便は現金290円・ IC290円

 2023/7/1以降の大人運賃=神奈中バス・江ノ電バスとも現金290円・IC290円

 となり、大人運賃の格差は3か月余りで解消することになります。

 ちなみに、神奈中バスでは2023/4/1以降小児IC運賃は「全線全区間50円均一」となっていますが、共同運行相手の会社の担当便には当然適用されず、江ノ電バス便の場合は親御さんの負担は3倍(150円)となります。

2.海老名駅東口~寒川駅間2023/3/12付ブログ記事参照)

 2023/5/19までの大人運賃=神奈中バス・相鉄バスとも現金410円・IC409円

 2023/5/20~2023/6/30の間の大人運賃=神奈中バス便は現金410円・IC409円、相鉄バス便は現金480円・ IC480円

 2023/7/1以降の大人運賃=神奈中バス・相鉄バスとも現金480円・IC480円

 となり、大人運賃の格差は1か月余りで解消することになります。但し、小児IC運賃はこのブログを書いている時点で「神奈中バス便は50円、相鉄バス便は240円」となっており、5倍近い格差は今後も維持されます。

もっとも、この2つの例のみから「7月1日以降は共同運行路線の全区間で両者の運賃に差が出ないようになる」と断言できるはずはありませんね。

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