関連ブログ記事・・・2022/4/17付「城崎温泉に向かう地域高規格道路がようやく動き出しました」、2022/12/1付「丹後半島の高規格幹線道路が有料化へ・・・未開通区間の建設促進のため」
山陰近畿自動車道の大宮峰山IC~京丹後大宮IC間(大宮峰山道路)は、国の直轄事業として建設が進んでいます。
近畿地方整備局福知山河川国道事務所のサイトに詳細が掲載されていますが、
https://www.kkr.mlit.go.jp/fukuchiyama/road/network/rt312.html#oomiya (大宮峰山道路の事業概要)
https://www.kkr.mlit.go.jp/fukuchiyama/road/cfgovr00000020fb-att/r312omiyamineyama_2021-.pdf (大宮峰山道路のパンフレット)
https://www.kkr.mlit.go.jp/fukuchiyama/road/shinchoku/ichiran_312.html (進捗状況が公開されるページ)
2015年に事業化されていますが、2021年4月に公開された「防災・減災、国土強靱化に向けた道路の5か年対策プログラム(近畿ブロック版)」で「R5年度工事本格化予定」と明記されている通り、まだそれほどの進捗はありません。このブログを書いている時点で最新の「令和4年11月末時点の進捗状況」を見ても、実際に工事が行われているのはほんの一部だけで、大宮峰山IC付近は手付かずです。京都府が建設する同ICのアクセス道路(国道312号大宮峰山インター線)のほうは用地買収に次ぎ2022年度にようやく築造工事にまでこぎつけたようですが。
https://www.pref.kyoto.jp/tango/tango-doboku/documents/15.pdf
さて、この大宮峰山道路が、2022年末に開催された近畿地方整備局の令和4年度第4回事業評価監視委員会で再評価対象となっています。
https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/ippan/zigyohyoka/v3ss3a0000003iev.html
https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/ippan/zigyohyoka/v3ss3a0000003iev-att/no.4.pdf
こちらの資料によれば、2022年3月時点で用地取得率が約71%、事業進捗率が約27%となっています。上記2022/12/1付ブログ記事にある通り2026年度に有料道路として開通させようという動きがありますが、本決まりではないので資料には記載されていません。
なお、上で紹介した大宮峰山道路のパンフレットには、大宮峰山道路の西側にあたる大宮峰山IC~峰山弥栄IC~網野IC間も都市計画決定済として予定ルートが記載されていますが、この区間はまだ事業化されていません。この区間が、まさに大宮峰山IC以東の有料化による収入を原資に真っ先に建設を促進する区間になると思われます。