2024/12/10付ブログ記事「大阪・関西万博アクセスバスの運行計画は「駅シャトル=減少、P&Rシャトル=増加」」の続報です。
2024/12/27付で、桜島駅発着<公表済>以外の駅シャトルバスについて、時刻・のりば・運賃などが万博協会から公表されました。
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/20241227_5_access.pdf
1.新大阪駅発着
30~60分間隔の運行で、所要時間は約30分・運賃は1500円<小児も同額>となっています。新大阪駅の発着場所は、新幹線の北側にある阪急高速バスターミナルです。なお、この路線では別途自動運転バスも運行予定ですが、詳細は未公表です。
2.大阪駅北発着
往路は9:00~19:50の間・復路は11:30~19:40の間に運行しますが、運行間隔は一定ではありません。所要時間は約40分・運賃は2000円<小人半額>となっています。大阪駅北の発着場所は、うめきたグリーンプレイスのバス駐車場です。
3.大阪駅南マルビル発着
運行間隔は一定ではありません(概ね毎時1便+α)が、往路については一部を自動運転バスで運行します<平日は14:00発、土休日は10:40発と15:00発>。所要時間は約30分・運賃は1000円<小児も同額>となっています。
4.京阪中之島駅発着
やはり運行間隔は一定ではありません(概ね毎時1便+α)が、往路については一部を自動運転バスで運行します<平日は11:45発と15:30発、土休日は11:55発と16:30発>。所要時間は約30分・運賃は1000円<小児も同額>となっています。京阪中之島駅の発着場所は、リーガロイヤルホテル大阪の前です。
5.近鉄大阪上本町駅・大阪阿部野橋駅<=天王寺駅>発着
往路は大阪上本町駅発(8:30~12:00の間30分間隔)と大阪阿部野橋駅発(9:00発と11:00発)を別々に運行するのに対し、復路は全便てんしば前<=大阪阿部野橋駅・天王寺駅>経由の近鉄大阪上本町駅行(13:30~20:00の間30分間隔)です。したがって所要時間は往復で異なり、上本町→会場間が約40分なのに対し会場→上本町間は約65分となります。運賃はいずれも1200円<小児も同額>となっています。
6.南海なんば駅発着
運行間隔は一定ではありません(概ね毎時1~2便)。所要時間は約30分、運賃は7/18以前が1300円・7/19以降が1500円<いずれも小児同額>となっています。南海なんば駅の発着場所は、駅ビルの5階にある南海なんば高速バスターミナルです。
7.南海堺東駅・堺駅発着
運行間隔は一定ではありません(概ね毎時1~0便)。所要時間は堺東駅で約50分・堺駅で約40分、運賃は1300円<小児同額>となっています。堺東駅は駅前バスターミナル6番のりば・堺駅は東口バスターミナルの3番のりばです。
8.JR尼崎駅・阪神尼崎駅発着
1日4往復の運行です。所要時間はJR尼崎駅で43分・阪神尼崎駅で30分、運賃はいずれも2000円<小児同額>となっています。両駅とも関西空港リムジンバスと同じ場所に発着します。
なお、上記全路線とも事前予約制となっており、まず「万博交通インフォメーション」よりKANSAI MaaSアプリをダウンロードした上で、同アプリ経由で乗車券を予約・購入する手はずとなっています。したがって、スマホを使えない方は門前払い状態となるようです(鉄道や桜島駅シャトルバスでも行けるので無問題?)。