関連ブログ・・・2021/4/7付「瀬戸大橋を渡るマイクロバスの路線バス」、2022/4/13付「瀬戸内国際芸術祭期間中の小豆島の臨時バス情報=詳細は今後公開予定」
バス情報が記載された公式ガイドブックがアマゾンでも買えず書店でも並ばないまま、春会期の開幕を迎えることとなりました。13日付で公式サイトにアップされた情報によれば「高松港などの案内所では14日から販売する」ということなので、主因は「制作の遅れ」ではなく印刷・製本・流通の問題なんでしょう。
さて、春会期のみの坂出市・沙弥島会場ですが、地元のバス会社「琴参バス」の公式サイトに、会場へのアクセスとなる臨時バスの情報が分かりやすく公開されているので、紹介します。
https://www.kotosan.co.jp/news/rosen/entry-265.html
4つのルートのうちAルート(JR坂出駅~沙弥島~瀬居島西浦)とBルート(瀬居島西浦~北浦~竹浦)は前回2019年と同様のルートです。沙弥島と同じく埋め立てで四国本土と陸続きになった瀬居島は瀬戸内国際芸術祭の会場ではありませんが、前回同様に協賛イベント的な位置づけで神戸芸術工科大学アートプロジェクトの作品が展示されます(広報さかいで2022年4月号参照)。
CルートとDルートは今回初めての運行となります。沙弥島会場の作品のうち、「sm12 月への道」の一部は実際には北隣の与島(瀬戸大橋自動車道のパーキングエリアがある島)にあり、一般車両が通行できないエリアにある浦城バス停に所在します。
https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/shamijima/401.html
Cルートは主に鉄道や高速バス利用者のためのアクセス手段、Dルートは主にマイカー利用者のためのアクセス手段となります。
ちなみに、浦城バス停は、児島駅~坂出駅間を主に「瀬戸大橋の橋脚のある島の住民(最近は釣り客も相手にしていますが)のために運行している」路線バスも経由します。
https://www.kotosan.co.jp/themes/kotosan-bus/images/lower/pdf/setooohashi.pdf
<追記>
この臨時バスが1日乗り放題の「沙弥島・竹浦・与島会場行きシャトルバス1日乗車券」は、紙ベースのほかモバイルチケットでも発売されています。
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102605/202204129896/_prw_PR1fl_vUvd97lA.pdf
https://ticket.jorudan.co.jp/ja/index.html
サービスを提供するジョルダン社が大々的に発表したので、瀬戸内から遠く離れた東北地方の新聞のサイトにも掲載されています。