関連ブログ記事・・・2022/5/30付「金剛山ロープウェイ(大阪府)の休止<実質廃止>後の様子・その1」
事実上廃止となった金剛山ロープウェイの山麓駅近くまで行く路線バスは、2023/6/1時点も河内長野駅(南海・近鉄)および近鉄富田林駅から運行され続けていました。しかし・・・
2023/6/2に近畿地方南部を襲った大雨により、山麓駅の手前の府道705号富田林五條線で土砂崩れが発生し、いずれの路線も土砂崩れ地点の手前の「金剛登山口」バス停で折り返し運行を余儀なくされています。
https://www.nankaibus.jp/info/58278/
http://kongoujidousha.com/pkobo_news/upload/76-0link_file.pdf
https://www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp/kakuka/sangyokensetsu/nourinshoko/2_4/8222.html
https://www.pref.osaka.lg.jp/tondo/kiseijoho/index.html
富田林駅からの金剛バスはもともと登山客が利用する朝~夕方の時間帯のみロープウェイ山麓駅近くの「千早ロープウェイ前」発着で、それ以外は付近に集落のある金剛登山口折り返しでした。一方、河内長野駅からの南海バスは路線自体が朝~夕方の時間帯のみの運行で、普段は金剛登山口折り返し便はありません。
2023/6/18に現地を訪れたときの様子を報告します。
普段は真っ昼間には運行されない「金剛登山口」行のバス。
金剛登山口バス待機場で折り返しの時間待ちをする南海バス(左)と金剛バス。
この看板に書かれた運賃は、これまで何回書き直されたことでしょうか?
金剛登山口バス停すぐ先で、府道は完全に通行止めになっており、徒歩でもNGです。脇道に入ろうとする車がいますが・・・
脇道は集落の中を通る細道で、「車通り抜け不可」の看板もあります。ロープが渡されていますが、さきほどの車の運転手さんはロープを外してから車を乗り入れ、再びロープを渡しました・・・沿道に用のある車だからです。
この道をまっすぐ行くと、そこには石段があります! 4輪車は当然無理ですし、オフロードバイクでもきつそうですね。
さて、この先に行く迂回路はあるのでしょうか? 村も道路管理者も迂回路については触れていません。
(つづく)