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国道428号の隘路改良「箕谷北工区」の2023/11時点の状況(その2)

その1はこちら 箕谷北工区相当区間のGoogleMapはこちら

その1で紹介した地元選出市会議員公式サイトに掲載されている情報(神戸市建設局が作成した資料)によれば、箕谷北工区のうち「現道が志染川の南側の急峻な崖に沿っている区間」は丸ごと延長約400mのトンネルで回避することとなります。そして、トンネルの東側約200mと西側約400mが土工区間となります。東側は、トンネル坑口の手前に交差点を新設し、箕谷料金所側から現道に入るには交差点を右折する形になります。西側は、坑口から西約300mにわたり2車線道路を新設し、その中間に交差点を新設して現道および南側の丘の上の住宅地に通じる道路に接続します。

トンネル東側の完成予想図のイラストによれば、坑口は現道となごみ介護センターの間にできることになっています。該当箇所には2022/11時点のストリートビューの段階では古びた民家が建っていますが、2023/11時点でも変わらず建っていました。

コンビニの駐車場から見たその先の様子。防災上非常に問題のある道路構造なのは一目瞭然です。

問題の区間を、ストリートビューとは別アングル(要は歩道上)から撮影した様子。中間には志染川北岸の住宅地「青葉台」に通じる道を分岐する交差点があるため、たとえトンネルが開通しても一定の交通量が残ることでしょう。

青葉台口バス停の西行は、崖下に無理やりスペースを確保した形です。

その先には恐るべきコンクリートの壁が構築されており、その直下を車がビュンビュンと行き交います。

神姫バスの三宮~三木・小野・社間の急行バス、それに三宮~ネスタリゾート神戸の直行バスもここを経由します。

(つづく)

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