関連ブログ記事・・・2022/8/5付「茨城県日立市の非互換なバスICカードがついに終幕へ」
上記ブログ記事で書いたように、茨城県の水戸市以北で路線バスを運行する茨城交通は、2023/12をメドにクレカのタッチ決済やQRコード決済を導入し、当面は従来からのローカルICカード「いばっピ」と併用となります。
これに先立ち、2023/7/8から順次車内のカードリーダーを取り替えていきます。
http://www.ibako.co.jp/contents/newsrelease/2023/06/26455.html
注目されるのは、新しいカードリーダーのタッチ部分がICカードとタッチ決済の両用になっていることですね・・・ 上記URLでは直接明記されていませんが、読み取り部分にタッチ決済のマークが表示されていることからほぼ確実です。但し、タッチ決済は2023/12の運用開始まで使えません。
現在もICカードとタッチ決済の両方に対応したバスは各地で運行されていますが、タッチ決済を処理するリーダーはICカードリーダーとは別に設置されています。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/bus/oshirase/visatouchencho.html (横浜市営バスの例)
https://www.chitetsu.co.jp/?p=64462 (富山地鉄の空港バスの例)
ICカードとともに(外国人客でも容易に利用可能な)タッチ決済に対応したバスは今後もまだまだ増えていくでしょうから、このタイプのカードリーダーもやがて珍しくなくなるかも。