友達のお店で、友達と話しをしていた。
店主である友達は、営業時間も終わり、店内BGMのボリュームを上げた。
そのなかで、私たちはおしゃべりをした。
曲のチョイスが自分が中学くらいの曲ばかりだった。
それについて尋ねると、その時代専門の有線を流してるらしい。
イエモンの吉井さんと、ユニコーンの奥田さんが雑誌の対談で、
「なんだかんだ思春期のガツン!来た音楽が今でも1番好きだ」と言っていたのを思い出した。
音楽の感動を覚え、さらなる感動を求め、あちこち手を出すが、結局あの頃のあの曲が今でも1番。
おしゃべり中に店内を流れる曲は、自分たちが中学生ぐらいの日本ポップだった。
そのなかに中島みゆきさんの曲があった。
男には男の故郷があるという..で始まるあの曲だ。
おしゃべりと音楽を耳でごくごく飲んでいた私。
中島みゆきさんの曲は響いた。
立ち位置が面白いし力強い。
それから数日後、私はバイクで走っていた。
空は曇り空だけど、雲は薄く、空の向こうは思いっきり晴れてるようなことがわかる曇り空だ。
曇っているけど明るい
ドンヨリはしていない
その空を見ながら、不意にあの日店内で聞いた中島みゆきさんの曲を思い出した。
あ~、みゆきさんってこういう感じだよな~と感じた。
曇ってるけど明るい。
面白くて力強い立ち位置だ。