今日も森のなかを歩いた。
白いモヤがかかっていた。
軽く雨が振っていた。
いつもの木の前に来た。
木の根元に立って、真上を見上げる。
水滴が玉となって落ちてくる。
ニュートンじゃないけど、落ちる水滴に重力を感じた。
同時に上に伸びる木に感嘆した。
上に伸びるメカニズム?を想像した。
木は光を求めて上に伸びてるのか?
というより、光が上に伸びるように誘っているのだろうか。
同時に根っこを忘れてはならない。
見えない根っこの存在があってこそ。
上に力強く伸びている木があって、見上げる時、
同時に根っこを想像できますように。
木が上に伸びようとすることと、
私がもっとお金が欲しいと思うことは一緒なのだろうか?
木が上に伸びることは欲なのか?
いやそれが自然の流れなんだろう。
木はそのまんまだ。
土があって、
風があって、
光があって、
雨が降って、
木はそこを動かず、そのサイクルに揉まれている、結果、伸びている。
目の前の巨木を思い切り、押してみる。
ビクともしない笑
隣の生えたばかりの幼い木を押してみる。
ビヨン♪ビヨン♪
ビクともしない巨木さん、あなたはずっとそこで..