きづきCafé【きづきリハビリ訪問看護ステーション】

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カルシウム!

2015-01-21 09:00:00 | きづきリハビリ訪問看護ステーション
みなさまおはようございます

毎日寒い日が続いていますがお元気でしょうか?


さて、今日は“骨”といえば“カルシウム”ということでカルシウムの摂取についてお話したいと思います。

というのも、息子が骨折をしたことをきっかけに、主人が栄養士さんに効率の良いカルシウム摂取についてアドバイスを頂いたからなんです。



人間の体の中のカルシウムの99%が骨に蓄積され、残りの1%が血液中に含まれています。この血液中のカルシウムが人間の生理作用に大きく影響を与えています。そのため血液中のカルシウムが減ると、骨の中のカルシウムを溶かし血液中のカルシウム濃度を調節します。よって食べるカルシウムの量が少ないと、どんどん骨が溶けていきます。そして1度溶けだすと血液中のカルシウム濃度が十分になってもなかなか溶けるのが止まりません。

現代日本人は慢性的なカルシウム不足状態だと言われています。そのためせっかく骨になったカルシウムがどんどん溶けていってしまいます。更に骨を溶かす事に拍車をかけているのは、食品添加物の中に含まれる“リン”です。リンが血液中に多くなると、リンとカルシウムのバランスをとるため骨の中のカルシウムが溶けだします。
現在は食品の鮮度を落とさないように、大量のリンを含む食品添加物の非常に多い時代となっています。

カルシウムにはもう一つの問題として、食品中のカルシウムは体に吸収されにくいということがあります。
カルシウムの吸収率は40%、つまり牛乳コップ一杯200㎎のカルシウムのうち80㎎しか吸収されません。
乳製品中のカルシウム吸収率が一番良くて40%、魚類は20%、野菜や海草類はそれ以下です。

更にカルシウムの吸収にはマグネシウム・活性化したビタミンDが必要です。ビタミンDは食品中から摂取し、日光に当たると活性化されます。1日30分以上の日光浴が必要となります。(森林浴程度でOK)

カルシウムは一度に吸収できる量が限られているため、毎日の食事でカルシウム・マグネシウム・ビタミンDを上手に組み合わせて摂取することが大切です。



「カルシウム」
乳製品
海草類
木綿豆腐
ココアなど

「マグネシウム」
ナッツ類(脂肪分も多いのでとりすぎには注意)
ゴマ
大豆製品(納豆など)

「ビタミン」
きのこ類

魚介類
 +
日光を浴びる




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