竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

9条世界会議の追加

2008年05月08日 | Weblog
今日は短く書きます。
いちおう私が事務局長の「平和への結集」ブログサイトに、はやくも9条世界会議の詳細な報告が出来上がっておりました。
すごいですね。

http://kaze.fm/wordpress/

9条世界会議の中で、少しずつですが,「平和への結集」メンバーの皆さんがご自身のブースや、友人知人に、呼びかけ文や宣言文を配られ、その成果が続々!と賛同署名のメールとして届けられるようになっています。

大々的に配っていたらどうなっていたのだろうと思うとちょっと残念でもありますが、まあ身の丈にあった広がり方をしているのかなあと思います。

ところで「市民の風」では、この5月から政治セミナーをスタートさせます。
5月31日(土)が第1回で,テーマは「地球温暖化対策に世界から取り残される日本」というものです。

平和運動として環境問題のテーマをあえて取り上げようという実行委員会の皆さんの意向で決まったのですが、面白いもので、さっそく「脱会」の申し込みが来ました。
それには同意できないからということのようですが、平和派の方が地球は滅んでも良いとは考えておられないと思うので、頑な「地球温暖化謀略論者」なのかも知れません。
謀略論者という言い方は一般的ではないかもしれませんが、「地球は温暖化していない」もしくは「温暖化はしているが、CO2の増加とは関係ない=つまりCO2対策は無意味」という論と整理してよいかと思います。
もう少し付け加えると、原発推進論者が原発延命のために展開しているのだという狭い見方での「謀略」とする向きもあります。

世界全体の地球温暖化問題の専門家たちの多くは原発はほとんど対策にならないと考えています(リードタイムが長過ぎて解決策にはならない)し、現実に対策の中に原発を入れろと主張しているのは日本政府と原発メーカーの意を受けたアメリカ政府の一部くらいなので、この「狭い某略説」は違うと思うのですが。

「広い某略説」は何のための謀略?と思います。
太陽光発電や風力発電事業者が事業拡大するため?彼らにはそんな力はなくて、いまだ強い既得権を持つ既存勢力(原子力や石油勢力)に押さえつけられていますよ。

まあ,考えられるのは石油が枯渇することを公表したときにおこるパニックを和らげるために、石油から別のエネルギーへのソフトランディングをするための風説でしょうか?これだと発信元は石油業界になりますが、温暖化問題に最も強力な反対の論陣を張っているのも石油業界です。

私自身は,そういうことを考えることに時間を費やすよりは、もう20年以上もの研究の結果、確信を持って提言をしているIPCC(気候変動に関する政府間パネル)を信じること、そしてIPCCが提言している省エネや自然エネルギーへの転換を大胆に前に進めてみることの方が前向きであると思います。

というわけで,以下の政治セミナー,どうぞお越し下さい。


タイトル 
活憲のための政治セミナー 第1回
「地球温暖化問題から取り残される日本の政治
―洞爺湖サミットで何をなすべきか―」

講演: 平田 仁子さん (気候ネットワーク)

日時:  5月31日(土)14:00~17:00
会場: 千代田区神田公園区民館 (住所:東京都神田司町2-2、TEL:03-3252-7691)
アクセス:  JR・東京メトロ銀座線神田駅から徒歩5分
       東京メトロ丸の内線淡路町駅から徒歩5分
       都営新宿線小川町駅から徒歩5分
      ※会場は「みどりの会」で予約しています

参加費:800円(前売り500円)

主催団体・お問い合わせ先: 「平和への結集」をめざす市民の風・政治セミナー実行委員会
協力:地球平和公共ネットワーク 
担当電話番号:080-5373-0575(末次 圭介)

メールアドレス: join@kaze.fm
ホームページ: http://kaze.fm/





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