いよいよ総選挙。明日は公示日です。12月14日には泣いても笑っても結果が出るのです。じつは私は、とても楽しみです。
日本の衆議院の選挙制度は「小選挙区比例代表併用制」といいます。
ベースは小選挙区で、それだけだと民意と極端にかけ離れるので、比例代表でちょっと補完というやり方です。
2012年12月の総選挙では、小選挙区で野党候補が乱立し、投票率も下がって1000万人以上が新たに棄権、堅い組織票を持つ現在の与党の自民党と公明党が圧勝しました。
ただし圧勝といっても、得票率は比例代表で見ると27.6%、3分の1にも届かない支持しかありませんでした。
それなのに3分の2の議席を獲得したのです。得票数はそんなに多くありませんでした。
これに比べて、野党側は、合計で60%以上もの得票をしたのに、議席は3分の1以下でした。
これは小選挙区制だから・・しようがないと思うかもしれませんが、実は多くの小選挙区でも、野党側の得票数は与党を圧倒していたのです。
私はこの1週間、緑茶会の仲間たちと、前回選挙の各選挙区ごとの得票数と与野党比率を計算してみてびっくりしました。
ほとんどの選挙区で「野党」が勝っているのです。
だからもし、野党側が結束して候補者を一人に絞り、与党候補と1対1で争い、有権者がその意味を理解したら・・。
実は大逆転が起きるのです。
今回の総選挙は、安倍総理の解散権を振りかざした「不意打ち解散」となりました。
野党側には準備をさせないぞと言うことだったのでしょうが、結果的に準備できなかった野党側は、多くの選挙区で、普段なら絶対にしないような「野党共闘」を「嫌でも」行うことになったのです。
この結果、野党側の有力候補が一人にしぼられた選挙区が数多く現れ、ベースで89議席くらいは野党側が優勢となったのです。
小選挙区の過半数は148議席です。
与野党が互角に伯仲している選挙区が100近くあります。
そのうち59を、もし野党側が征したら、なんとびっくり、政権交代になるのです。
まだ比例区があるじゃないか、と言われるかもしれません。
でも、先ほど上に示した得票の比率は比例選挙のものです。
あの自民党が大勝した前回選挙ですら、投票した有権者の6割は野党を選んでいたのです。
比例区選挙では、有権者の意思がそのまま反映されますから、当然に野党の当選者が多い。
それは今回も同じなので、小選挙区で20議席くらい野党が目標に届かなくても、結果的には勢力は拮抗あるいは逆転するということになります。
こんな比例区事情を考慮すると、小選挙区で、優勢の89議席に上乗せして野党がとらなきゃいけない数は、たった39議席となるかもしれません。
だから有権者は「戦略的投票」を
これは、もうほとんど勝ってるじゃん!
ということなのですが、そのことを有権者が知り、きちんと「非与党」の「有力候補」に投票するというアクションを起こさないと、この結果はついてこないのです。
緑茶会は昨日、「戦略的投票」のための全選挙区候補者リストを公表しました。
自民党などの与党候補を倒すことが可能な野党「有力候補」を選んだということで、必ずしも脱原発派であることを条件としていません。
ここにリストはあります。
http://ryokuchakai.com/2014/12/01/4/
脱原発の有権者が、これを見ると、「どうしてこんな奴が!」というような人も含まれています。
でも、野党側の「その候補者」を当選させないと、安倍政権の原発回帰、再稼働強行政権が続いてしまうのです。
「戦略的投票」リストは半分以上脱原発派です。
したがって、政権交代が起きたからといって、また原発推進政権ができるということにはなりません。
「戦略的投票」とは「ただ好きな人に投票するのではなく、最も嫌いな人を落とすための投票をすること」と定義されます。
政権交代を実現させるために、本当に心苦しいのですが、「二番目に嫌いな人に投票する」ということであっても実行してほしいと思います。
イギリスで生まれ労働党政権を誕生させた「戦略的投票」
「戦略的投票」は、今年9月3日の緑茶会のシンポジウムに登壇した安冨歩・東大教授が提唱されたものです。
「有権者による戦略的投票が、政治を変革する最善の方法」と。
少し前まで、日本と同じ小選挙区制のイギリスでは、保守党政権は4割の得票しかないのに、6割以上の議席を獲得していました。
一方、野党の自由民主党と労働党は、合計で5割以上の得票を得ていたのに、議席は4割以下でした。
「このままではいけない」と思ったイギリスの有権者は、1997年の総選挙で、戦略的投票に取り組んだのです。
「自分の好きな 政党に投票するのではなく、自分の嫌な政党が敗北するように投票する。」
「自分の選挙区で、保守党候補に勝てそうな2番手候補に投票を集中する。」
その結果、保守党は政権を失い、労働党のブレア政権が誕生しました。
「戦略的投票」を広めてください。
安富先生はこうも指摘しています。
社会変革を実現する上で決定的に重要な事は、
「どのように情報を発信するか」ではなく、
「情報の受け取り方の変化をどのように実現するか」だ。
マスコミが伝えてくれない「戦略的投票」という手法を、多くの有権者が受け取れるように伝えることがカギだということです。
今日から投票日まで、まだ12日間あります。
この12日間を使って、自民党議員を減らす!ために、マスコミに頼らず、自分のチャンネルを使って情報を広めてください。
ブログやFacebookやtwitterで拡散してください。
メールなどで、緑茶会のページを紹介し広めてくださることも助かります。
みんなの力で「戦略的投票」をどこまで広げられるか、それが今回の投票日の後に安倍晋三さんの泣きっ顔を見るためのカギなのです。
今度の選挙は、ちょっと違う!
くれぐれも、棄権などなさらぬよう!
だまされて、白票投票などなさらないように!
この選挙、「戦略的投票」で、楽しみましょう!
日本の衆議院の選挙制度は「小選挙区比例代表併用制」といいます。
ベースは小選挙区で、それだけだと民意と極端にかけ離れるので、比例代表でちょっと補完というやり方です。
2012年12月の総選挙では、小選挙区で野党候補が乱立し、投票率も下がって1000万人以上が新たに棄権、堅い組織票を持つ現在の与党の自民党と公明党が圧勝しました。
ただし圧勝といっても、得票率は比例代表で見ると27.6%、3分の1にも届かない支持しかありませんでした。
それなのに3分の2の議席を獲得したのです。得票数はそんなに多くありませんでした。
これに比べて、野党側は、合計で60%以上もの得票をしたのに、議席は3分の1以下でした。
これは小選挙区制だから・・しようがないと思うかもしれませんが、実は多くの小選挙区でも、野党側の得票数は与党を圧倒していたのです。
私はこの1週間、緑茶会の仲間たちと、前回選挙の各選挙区ごとの得票数と与野党比率を計算してみてびっくりしました。
ほとんどの選挙区で「野党」が勝っているのです。
だからもし、野党側が結束して候補者を一人に絞り、与党候補と1対1で争い、有権者がその意味を理解したら・・。
実は大逆転が起きるのです。
今回の総選挙は、安倍総理の解散権を振りかざした「不意打ち解散」となりました。
野党側には準備をさせないぞと言うことだったのでしょうが、結果的に準備できなかった野党側は、多くの選挙区で、普段なら絶対にしないような「野党共闘」を「嫌でも」行うことになったのです。
この結果、野党側の有力候補が一人にしぼられた選挙区が数多く現れ、ベースで89議席くらいは野党側が優勢となったのです。
小選挙区の過半数は148議席です。
与野党が互角に伯仲している選挙区が100近くあります。
そのうち59を、もし野党側が征したら、なんとびっくり、政権交代になるのです。
まだ比例区があるじゃないか、と言われるかもしれません。
でも、先ほど上に示した得票の比率は比例選挙のものです。
あの自民党が大勝した前回選挙ですら、投票した有権者の6割は野党を選んでいたのです。
比例区選挙では、有権者の意思がそのまま反映されますから、当然に野党の当選者が多い。
それは今回も同じなので、小選挙区で20議席くらい野党が目標に届かなくても、結果的には勢力は拮抗あるいは逆転するということになります。
こんな比例区事情を考慮すると、小選挙区で、優勢の89議席に上乗せして野党がとらなきゃいけない数は、たった39議席となるかもしれません。
だから有権者は「戦略的投票」を
これは、もうほとんど勝ってるじゃん!
ということなのですが、そのことを有権者が知り、きちんと「非与党」の「有力候補」に投票するというアクションを起こさないと、この結果はついてこないのです。
緑茶会は昨日、「戦略的投票」のための全選挙区候補者リストを公表しました。
自民党などの与党候補を倒すことが可能な野党「有力候補」を選んだということで、必ずしも脱原発派であることを条件としていません。
ここにリストはあります。
http://ryokuchakai.com/2014/12/01/4/
脱原発の有権者が、これを見ると、「どうしてこんな奴が!」というような人も含まれています。
でも、野党側の「その候補者」を当選させないと、安倍政権の原発回帰、再稼働強行政権が続いてしまうのです。
「戦略的投票」リストは半分以上脱原発派です。
したがって、政権交代が起きたからといって、また原発推進政権ができるということにはなりません。
「戦略的投票」とは「ただ好きな人に投票するのではなく、最も嫌いな人を落とすための投票をすること」と定義されます。
政権交代を実現させるために、本当に心苦しいのですが、「二番目に嫌いな人に投票する」ということであっても実行してほしいと思います。
イギリスで生まれ労働党政権を誕生させた「戦略的投票」
「戦略的投票」は、今年9月3日の緑茶会のシンポジウムに登壇した安冨歩・東大教授が提唱されたものです。
「有権者による戦略的投票が、政治を変革する最善の方法」と。
少し前まで、日本と同じ小選挙区制のイギリスでは、保守党政権は4割の得票しかないのに、6割以上の議席を獲得していました。
一方、野党の自由民主党と労働党は、合計で5割以上の得票を得ていたのに、議席は4割以下でした。
「このままではいけない」と思ったイギリスの有権者は、1997年の総選挙で、戦略的投票に取り組んだのです。
「自分の好きな 政党に投票するのではなく、自分の嫌な政党が敗北するように投票する。」
「自分の選挙区で、保守党候補に勝てそうな2番手候補に投票を集中する。」
その結果、保守党は政権を失い、労働党のブレア政権が誕生しました。
「戦略的投票」を広めてください。
安富先生はこうも指摘しています。
社会変革を実現する上で決定的に重要な事は、
「どのように情報を発信するか」ではなく、
「情報の受け取り方の変化をどのように実現するか」だ。
マスコミが伝えてくれない「戦略的投票」という手法を、多くの有権者が受け取れるように伝えることがカギだということです。
今日から投票日まで、まだ12日間あります。
この12日間を使って、自民党議員を減らす!ために、マスコミに頼らず、自分のチャンネルを使って情報を広めてください。
ブログやFacebookやtwitterで拡散してください。
メールなどで、緑茶会のページを紹介し広めてくださることも助かります。
みんなの力で「戦略的投票」をどこまで広げられるか、それが今回の投票日の後に安倍晋三さんの泣きっ顔を見るためのカギなのです。
今度の選挙は、ちょっと違う!
くれぐれも、棄権などなさらぬよう!
だまされて、白票投票などなさらないように!
この選挙、「戦略的投票」で、楽しみましょう!
▼ヨルダンでは、「なぜ2人も殺された日本がともに戦わないのか」という声が高まっているという。日本には憲法の制約があって云々(うんぬん)、と説明してもまず理解されぬだろう。
▼憎しみの連鎖を断たねばならぬ、というご高説は一見もっともらしい。後藤健二さん自身も数年前、「憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。-そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」とつぶやいている。
▼だからといって処刑直前も彼はそんな心境だった、とどうしていえようか。助けにいった湯川遥菜さんが斬首されたときの写真を持たされ、家族に脅迫メールを送られ、心ならずも犯人側のメッセージを何度も読まされた後藤さんの心境は想像を絶する。
▼仇(かたき)をとってやらねばならぬ、というのは人間として当たり前の話である。第一、「日本にとっての悪夢の始まりだ」と脅すならず者集団を放っておけば、第二、第三の後藤さんが明日にも出てこよう。
▼日本国憲法には、「平和を愛する諸国民の公正と信義」を信頼して、わが国の「安全と生存を保持しようと決意した」とある。「イスラム国」のみならず、平和を愛していない諸国民がいかに多いことか。この一点だけでも現行憲法の世界観が、薄っぺらく、自主独立の精神から遠く離れていることがよくわかる。護憲信者のみなさんは、テロリストに「憲法を読んでね」とでも言うのだろうか。命の危険にさらされた日本人を救えないような憲法なんて、もういらない。
マッカーサー殺人憲法が放置され、横田めぐみさんたち拉致被害者の帰国がならない。こんな状況が「わが世の春」なんて。あなたは想像力を全く持たない、気の毒な方です。
マッカーサー占領憲法が完全に破棄され、わが国が固有の軍隊を持ち、北鮮から拉致被害者が帰国し、首相が堂々と九段に参拝する。こんな当たり前の状態が程遠い現状は「真冬」です。自民党が多数を占めていますが、事態が何も動かないのでは意味がありません。
議会の勢力の多寡によって春だの冬だのと発想すること自体、まったく意味を持ちません。それによって何が行われるかが問題なのです。だから現状は「真冬」です。
マッカーサー殺人憲法の破棄に向け、闘いを続けるのみです。
軍隊というものは世界中の国が持っている。それを日本に限って禁止する、という途方もなく極端な主張をする、世界の田舎者。それがあなた方「反日日本人」です。
そんなあなたは、シナの手のひらの上で裸踊りを踊っている、ということが分からないまま一生を終えるんでしょうね。合掌。
http://matome.naver.jp/odai/2132920447971219601/2133136842630716503
消費税増税が財政再建の役には立たない・・と「憂国」さんも思っていらっしゃるみたいで、次の増税を明言されている1年数ヶ月後までの安倍さん支持?そもそも大敵の財務官両の手の上で踊っているのが安倍さんということが、やがて見えてくるのでは?
消費税を増税したいのは、官僚だけでなく、内閣も自民党もです。一体何を言ってるのか。これで工作員でなければ、信者のレベルですね。
英霊が命を捨てて守って下さった日本の国土を汚染する原発、日本の国体を破壊するTPP、これらに反対してはじめて愛国であり、保守・右派です。それらを推進・賛成するものは反日・売国です。
憲法9条2項(こいつのせいで正当防衛もできない)には反対ですが(9条自体は侵略戦争をしないとするので素晴らしい)、それ以外は現在の憲法で何の問題もないと思います。
「結社・団結の自由:公共の福祉を乱さない事」を「公共の秩序を乱さない」に改悪するような提案をしてくる政党が大問題です。公共の「秩序」とは誰が判断するのでしょうか?集団で消費税反対したら、秩序を乱した、となりそうですね。
拉致被害者をいつまでたっても取り返さないのは一体どこの政党でしょうか?戦後この国の政権与党は主にどこでしたか?
今回、移民受け入れを強化したのはどこの政党でしょうか?
アメリカから40年前の装甲車買っているカネがあれば、自国の高度な技術で開発すべき。
大企業には減税で、庶民には増税。消費税上げる前に、大企業と新興宗教に課税すべき。
県政レベルで見ると、良い政治もあるのに、国政レベルだと、美点が何も見つからない。
国民の生命と財産を護るため、安倍先生には最低10年は頑張ってもらわなければなりません。何の罪もない横田めぐみさんたち拉致被害者の奪還に、捨民党も狂惨党も何も意見を発しない。平和と人権と民主主義のイロハがまるで分かっていない、人の心を持ち合わせていない大馬鹿者の群れに、国民は本当に愛想を尽かしているのです。
安倍総理が解散に踏み切った理由は何か。それは、日本を牛耳り消費税アップを目論んだ財務官僚に対抗し、国民の手に税の仕組みを取り戻すためにやむを得ず踏み切った闘いです。何としても10%に持っていきたい財務官僚は、選挙に弱い若手自民党議員に「あなたの選挙区では、○○の小学校の屋根をつけ替えたらあなたの株が上がりますよ」、コメンテーターには「こういう発言をしたらテレビに呼ばれますよ」、そしてマスゴミには「新聞の税率を下げますよ」などと都合のいいことを吹き込んだ。そして景気を無視して増税をもくろんだ。それを素早くキャッチした安倍総理が、そうはさせじと先手を打ったのです。
さらに日本の平和を確かなものとするために、マッカーサー占領憲法の全面改正も成し遂げていただかなければなりません。日本海の向こうで泣いている横田めぐみさんたちを奪還するには、武力で強くけん制することが何より有効です。「交渉で返さないのであれば、こちらは習志野駐屯地の精鋭を平壌に送り込みますよ。それではお困りでしょう、こちらもそんなことはしたくない。だから交渉で返しなさい」というのが世界の常識です。そのための能力を持つ精鋭は、心ない反日日本人の無理解にも耐え、この瞬間にも訓練を行ってくれているのです。マッカーサー占領憲法が破棄され、命がけで拉致被害者奪還に向かうゴーサインを待っているのです。そもそも「話せば分かる」ような国が、何の落ち度もない女子中学生をさらっていきますか。
税のあり方を、財務官僚から国民の手に取り戻す。国民の悲願であるマッカーサー占領憲法の破棄に立ちあがる。今回はそのための、重要な闘いです。聖戦です。我々は必ず、必ず勝利します。