民主党の新代表に鳩山由紀夫幹事長が選ばれた。小沢代表の突然の辞任は、すでに予想していたことであり、あまり驚かなかったが、新代表を選ぶまでの期間が1週間足らずというのには驚いた。
長い期間をかけて、民主党の政策を訴えるチャンス(人々の意識に植え付ける)ではなかったかという気もするが、民主党は空白期間をおかないという戦略を選んだ。
国会では予算案及び関連法案の審議中であり、代表の空白ならびに代表選挙での国会の空白をつくり出した場合、それを利用した自民党の攻撃(政治への責任の放棄とか・・)は激しくなったであろう。
また、同時に、時間が長引けば長引くほど、民主党内の意見の不一致が露呈し、返って国民の不信感を買うということになったかもしれない。
その意味で、空白期間を極力押さえ込んだ手法は当たりで、それを選んだ幹事長の鳩山氏もまず第一段階は合格したというべきだろう。
これからの鬼門は、政権政党にむけて日米安保の問題、アメリカとどう折り合いをつけるかということだろう。
常にアメリカの方しかむかないという外交が自民党外交だった。アメリカが世界の覇者であるという前提では、その方が安全だったし、仮に対立したら裏技、大技を駆使するアメリカに政権を追われるに違いないとの判断であったろう。
しかし、民主党の政治は「変化」がなければならない。
国民が「変化」を求めているのだということを、アメリカ側にどれほど説明できるかにかかる。
これまでの方法をごり押しすることが、アメリカにとってデメリットであると、理解させることができれば「変化」を起こせるだろう。
キーワードは核軍縮だろう。
外交力がカギで新政権の(気が早いが)外務大臣に広島市長の秋葉さんを持ってくるくらいの演出が必要だろう。
さて、もっと驚いたのは豚インフルエンザの国内感染である。
空港での検疫は、いかにもずさんで、とっくにウィルスはすり抜けているだろうとは薄々思っていたが、感染の発見から拡大の期間が短いことに驚愕する。
じつは前回のブログを書いてから、ずっと豚インフルを追っていた。
発生源のメキシコの患者数、死者数が二度にわたって縮小変更され、死者は149人から16人(5月2日)、それが20人になってまた7人に(5月3日)減らされる。一度公表された死者数が減らされるなど前代未聞だ。
感染者数も2955人から397人に(5月2日)。しかしその3日後の5月6日には、すぐさま1000人を超え、死者数も42人になる。
ことさら世界の感染者数を少なく見せようとしていた観がある。
翌日(5月7日)には、全世界の感染者が2000人を超し、5月8日には24の国、地域で2485人となる。
5月9日には、感染者数でアメリカがメキシコを抜き1639人となる。この時点で世界29カ国と地域で3459人、死者48人となる。
1日で5割以上の増加である。まさに爆発的感染力で、WHOもこの頃にフェーズ6に警戒レベルを引き上げることを検討しはじめる。
それがなぜか引き上げられず、この辺りから感染力は強いが毒性は弱い、だからアメリカでは学校の休校のような措置はとらないというような情報が流れはじめる。
そして昨日、神戸の高校生が初の国内感染と確認される。
海外渡航歴はなく人から人への国内感染である。
そして今日、その数はなんと一気に44人に拡大した。
この時点で世界の感染者は、40カ国8478人に拡大しており、死者は73人となる。
世界の感染者が2000人を超したのが5月7日、10日間で4倍以上になった。
当然ながら、日本だけでなく世界各地で人から人への感染がはじまっていることの結果であろう。
もう明日にも、世界で1万人に達するのではないか?
日本で国内感染が広がることは前回ブログでも示唆したが、この感染拡大はいったい収まるのだろうか?
残念ながら収まる根拠がない。
健康で丈夫な人なら、ひどくならないで直る・・、ということは健康に問題を抱える人、幼児や老人、妊婦などにとっては危険ということ。感染拡大を防止するコストをかけるより、そういう人たちにリスクをとれと言っているに等しい。
これでは、必ず日本でも死者が出るということになるだろう。
長い期間をかけて、民主党の政策を訴えるチャンス(人々の意識に植え付ける)ではなかったかという気もするが、民主党は空白期間をおかないという戦略を選んだ。
国会では予算案及び関連法案の審議中であり、代表の空白ならびに代表選挙での国会の空白をつくり出した場合、それを利用した自民党の攻撃(政治への責任の放棄とか・・)は激しくなったであろう。
また、同時に、時間が長引けば長引くほど、民主党内の意見の不一致が露呈し、返って国民の不信感を買うということになったかもしれない。
その意味で、空白期間を極力押さえ込んだ手法は当たりで、それを選んだ幹事長の鳩山氏もまず第一段階は合格したというべきだろう。
これからの鬼門は、政権政党にむけて日米安保の問題、アメリカとどう折り合いをつけるかということだろう。
常にアメリカの方しかむかないという外交が自民党外交だった。アメリカが世界の覇者であるという前提では、その方が安全だったし、仮に対立したら裏技、大技を駆使するアメリカに政権を追われるに違いないとの判断であったろう。
しかし、民主党の政治は「変化」がなければならない。
国民が「変化」を求めているのだということを、アメリカ側にどれほど説明できるかにかかる。
これまでの方法をごり押しすることが、アメリカにとってデメリットであると、理解させることができれば「変化」を起こせるだろう。
キーワードは核軍縮だろう。
外交力がカギで新政権の(気が早いが)外務大臣に広島市長の秋葉さんを持ってくるくらいの演出が必要だろう。
さて、もっと驚いたのは豚インフルエンザの国内感染である。
空港での検疫は、いかにもずさんで、とっくにウィルスはすり抜けているだろうとは薄々思っていたが、感染の発見から拡大の期間が短いことに驚愕する。
じつは前回のブログを書いてから、ずっと豚インフルを追っていた。
発生源のメキシコの患者数、死者数が二度にわたって縮小変更され、死者は149人から16人(5月2日)、それが20人になってまた7人に(5月3日)減らされる。一度公表された死者数が減らされるなど前代未聞だ。
感染者数も2955人から397人に(5月2日)。しかしその3日後の5月6日には、すぐさま1000人を超え、死者数も42人になる。
ことさら世界の感染者数を少なく見せようとしていた観がある。
翌日(5月7日)には、全世界の感染者が2000人を超し、5月8日には24の国、地域で2485人となる。
5月9日には、感染者数でアメリカがメキシコを抜き1639人となる。この時点で世界29カ国と地域で3459人、死者48人となる。
1日で5割以上の増加である。まさに爆発的感染力で、WHOもこの頃にフェーズ6に警戒レベルを引き上げることを検討しはじめる。
それがなぜか引き上げられず、この辺りから感染力は強いが毒性は弱い、だからアメリカでは学校の休校のような措置はとらないというような情報が流れはじめる。
そして昨日、神戸の高校生が初の国内感染と確認される。
海外渡航歴はなく人から人への国内感染である。
そして今日、その数はなんと一気に44人に拡大した。
この時点で世界の感染者は、40カ国8478人に拡大しており、死者は73人となる。
世界の感染者が2000人を超したのが5月7日、10日間で4倍以上になった。
当然ながら、日本だけでなく世界各地で人から人への感染がはじまっていることの結果であろう。
もう明日にも、世界で1万人に達するのではないか?
日本で国内感染が広がることは前回ブログでも示唆したが、この感染拡大はいったい収まるのだろうか?
残念ながら収まる根拠がない。
健康で丈夫な人なら、ひどくならないで直る・・、ということは健康に問題を抱える人、幼児や老人、妊婦などにとっては危険ということ。感染拡大を防止するコストをかけるより、そういう人たちにリスクをとれと言っているに等しい。
これでは、必ず日本でも死者が出るということになるだろう。
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