竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

温暖化防止おひさまファンド出資募集開始

2007年11月23日 | Weblog

今回は環境の話です。私が4年間にわたって身を投じて進めている「おひさま事業」に対する新たな出資募集のご案内です。長野県飯田市を中心に下伊那15市町村で展開する「南信州地球温暖化防止エコ推進事業」と、さらに広く長野県南部・中部をふくめて展開中のメガワットソーラー事業への市民出資です。

詳細は http://www.ohisama-fund.jp/ をご覧下さい。

事業の内容は、太陽光発電をはじめ太陽熱利用、木質バイオマス利用、温泉排熱などの未利用エネルギーの利用などの自然エネルギー事業と、照明・空調機などへの省エネルギー事業。およそ2年間で総額11億円超規模の事業を予定しています。

2004年に集めた南信州おひさまファンドの拡大版で、今回は全国規模の展開となり、北の石狩風力発電事業や、南の岡山備前市を中心とした「備前グリーンエネルギー」の事業約7億円も対象に含め、総額では20億円超の事業への出資募集となります。

募集総額は9億円。一口10万円のA号出資(3800口)と、一口50万円のB号出資(1000口)があります。A号は10年間、B号は15年間で返還予定で、金利に相当する利益配分が、A号は2.1%、B号は2.6%となっています。

募集終了後の2年度目から元本の一部と利益配分分を合わせた「現金分配」が開始されます。予定額は毎年一定ではないので、上記のURLで詳細をお確かめください。総額では10万円のA号で112,420円、50万円のB号で611,066円が戻ることになっています。

自然エネルギーの事業や省エネの事業は一度「設置」をしてしまえば、あとは確実に成果を生み出すものです。しかし、公民の施設に設置して電気料金やサービス料をいただいてコスト回収を行うという事業の性格上、設置施設(事業者)側の倒産などの事情で営業が継続できなくなった場合には「回収不能」事例も起こり得ます。

今回の事業では対象が広がった分、中小の温泉旅館施設など、産業分野としてはとても厳しい環境下にある対象施設もあります。全国の温泉業界の中では南信州は比較的「元気な」地域ではありますが、そういう地域産業をさらに活性化させる目的もふくめて、あえて対象として事業に取り組んでいます。

それでも回収不能になった場合には、まずは保険金などで対応するのですが、出資者にもご負担(返還額の減額)をお願いすることもあり得ます。その場合にはリターンが大きいB号出資者からお願いすることになっています。B号が劣後という分配ルールになっているわけです。さらにバッファーとして、2000万円ですがリターンの大きいC号出資も設けています。利益配分は5%ですが、何かが起こった場合には、まずC号が被るということです。

さて事業の方ですが、昨日まで私自身も走り回って、南信州地球温暖化防止エコ推進事業の事業規模4億円にほぼ達する事業を固めることができました。これから環境省への補助金交付申請になりますが、事業規模の確保は大丈夫だと思います。

メガワットソーラー事業はすでに2006年度、2007年度事業は固まっており、あとは2008年度事業300kW分を固めるのみとなっています。その半分ぐらいはすでに案件確定しています。

というわけで、ぜひ安心して、出資をして下さい。南信州への温泉めぐりなど、魅力的な出資者ツアーも用意しています。(10万円一口ですと、手数料で利益配分がかなり消えてしまいますのでご注意。複数口の方が良いですよ。)



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