池田 暁のチャンネル

春夏秋冬 / 老い楽の詩
老い始め、老い逝くまで、楽よりも苦の方が多く待ち受けている。束の間だけでも喜びや感動、笑いあえる「楽」があれば幸せ。
#600;上手な介護サービスの活用処方 第51話「認定調査の項目」 〔48〕 「話がまとまらない」
お互いに話が噛み合っていなくても
相手の話を否定せずに聴いているから、
ふたりの会話は続いている。
認知症老人から「聴く」ことの大切さを学んだ


第4ステップ 『人間的、人格的理解』
簡単に言うと、悟りの境地が第4ステップです。認知症に自分もなるかもしれないし、認知症患者が不安な気持ちもよく分かる。そういう気持ちで介護に臨む!という仙人のような最終ステップです。 このステップまでいった人をわたしは人間的に尊敬します。
こういう方はおそらくどんな仕事でも、人間関係でもすばらしいに違いないです。たまに介護系のお仕事をされている看護師さんなんかにいますよね、こういう人が。ホント尊敬します。
わたしはこのステップをどう使っているか?
祖母の認知症レベルはやや高度で、第4ステップで接することができています。30分で同じ話題を20回は繰り返す祖母ですが、今さら何かを分からせようとか、理解させようなんて気は全くなく、わたしはすべてを肯定します。
『うんうん、そうだねー』 『分かる分かる、それいいねー』
何回同じ事を言われても、全部これで対応できます!おそらく子宮頸がんで余命宣告されている事もあり、優しく接することが自分でもできるんだと思います。ただ、軽度の認知症である母に対して、この第4ステップにはまだ至っていません。第3ステップと第2ステップを行ったり来たりというところでしょうか・・・
悟りの境地には なかなか入れそうにないし・・・
『うんうん、そうだねー』 『分かる分かる、それいいねー』 だけでは
わが母は終わりませんので・・困るのです
認知症にもいろいろあるという事を学びました
出典:imgfave-hero
色々な意見をありがとうございます。以前から改善をもとめても不信感しかない施設でしたので施設を変える話しを進めていました。ただすぐに入れる施設も無く、やっとで前向きな話をしてくれた施設が要介護4のみしかはいれず、祖母は今まで要介護4だったのに今回は3でした。また施設から施設の直接移動が出来ない事、変更申請している間に一度自宅に戻る事になるため昼夜逆転の生活をしている祖母の介護をするため家族の仕事の調整やヘルパーの手配などの話し合いをしておりました。すぐに動くために精神科薬の調整をお願いするため入院の話もありましたが褥瘡が出来ていたので入院は断られ、施設をすぐには変えられない状況でした。それでも預けていたのは家族ですので後悔だけが残っています。家族で今後どうするか話し合いたいと思います。ありがとうございました。
沢山の施設が出来て 色々な経営者がいて 色々な人が働いている
それは 当たり前の事かも知れませんが
・・・・・やはり 怖い話だと つくづく思ってしまいました・・・・・
一つ違えば ある意味 現代姨捨山
息子さんは 泣く泣く背負って 母を預けに行ったのですが・・・・
2017年6月21日撮影 老松と合歓の木