今日、午前中のNHK番組、・・『とっておき世界遺産100』の中で、
アフリカ・マリ共和国のジェンネの泥のモスクほか、“泥”を使った
建築物の特集をみました。
リフォームという建築の一端をやっている自分にとっては、まるで『目からうろこが落ちる』印象でした。
日本でも、泥(土)というのは、ごくごく最近まで“壁”に使われてきた材料で、
(竹を組あわせて下地を造り、藁などの繊維を土に混ぜ塗り固めた・・・土壁といいます)湿気や、温度を調節する実に優れた材料なのですが・・・雨に弱いことや、こまめなメンテナンスが必要なことから、、いつのまにか新しい建材に取って代わられた材料です。
番組中でも、雨季の終わった後には市民が総出で泥の壁を手直しする風景がありました。
本当に“手間”のかかることなのですが、それが“その地域(高温・乾燥)で永く暮らすには一番に効率的な方法なのだと皆が“体”で理解しているからなのでしょうか?
『建築』っていうのは、その国、その地域でそこの気候、風土に合わせて
『自然に生まれて、自然に育つのが・・自然なんだな~』と、
あらためて思いました。
(では?まるで自然に立ち向かうかのように、考えて造り続けられている現在の日本の建築に未来はないのか?・・そんなことも考えてしまう。)
ところで、最近のリフォームのトレンドは・・“自然素材”。
また昔ながらの“土(珪藻土などの土壁や京壁、しっくい)や木”を使った
壁や床、天井が見直されてきました。
確かにメンテナンスや仕上げなどには手間がかかりますが、
人間の体には最も自然な素材ですので、
是非是非、リフォームや、新築の際にはお試しくださいませ。
以上。グリの街のリフォーム屋 轢
アフリカ・マリ共和国のジェンネの泥のモスクほか、“泥”を使った
建築物の特集をみました。
リフォームという建築の一端をやっている自分にとっては、まるで『目からうろこが落ちる』印象でした。
日本でも、泥(土)というのは、ごくごく最近まで“壁”に使われてきた材料で、
(竹を組あわせて下地を造り、藁などの繊維を土に混ぜ塗り固めた・・・土壁といいます)湿気や、温度を調節する実に優れた材料なのですが・・・雨に弱いことや、こまめなメンテナンスが必要なことから、、いつのまにか新しい建材に取って代わられた材料です。
番組中でも、雨季の終わった後には市民が総出で泥の壁を手直しする風景がありました。
本当に“手間”のかかることなのですが、それが“その地域(高温・乾燥)で永く暮らすには一番に効率的な方法なのだと皆が“体”で理解しているからなのでしょうか?
『建築』っていうのは、その国、その地域でそこの気候、風土に合わせて
『自然に生まれて、自然に育つのが・・自然なんだな~』と、
あらためて思いました。
(では?まるで自然に立ち向かうかのように、考えて造り続けられている現在の日本の建築に未来はないのか?・・そんなことも考えてしまう。)
ところで、最近のリフォームのトレンドは・・“自然素材”。
また昔ながらの“土(珪藻土などの土壁や京壁、しっくい)や木”を使った
壁や床、天井が見直されてきました。
確かにメンテナンスや仕上げなどには手間がかかりますが、
人間の体には最も自然な素材ですので、
是非是非、リフォームや、新築の際にはお試しくださいませ。
以上。グリの街のリフォーム屋 轢