
「最大の核抑止力は憲法9条」予算委で福島氏(読売新聞) - goo ニュース
米国の核抑止力を巡り、23日の参院予算委員会集中審議で
、鳩山首相が「日本に必要だ」とし、社民党党首の福島消費者相が
「日本の最大の抑止力は憲法9条だ。
(9条が核を)日本に撃ち込ませてこなかった」と主張して、
見解の相違が表面化した。
自民党の佐藤正久氏の質問に答えた。
福島氏は「核の傘に守られていると言うより、核廃絶に向けて
頑張るべきだ」とも強調、佐藤氏が「今の発言は党首としてか、
閣僚としてか」と問うと、「閣僚としての発言は差し控える」
と答弁し、委員会は一時中断。
再開後、福島氏は「米国の核抑止力について、社民党の見解と
(内閣の見解は)違うが、閣僚として従う」と語った。
(24日読売新聞-gooニュース)
>>憲法9条さえ唱えていれば、日本に攻めてくる国は無く、
世界は平和・・・本当、おめでたい理論と思います。
私の周りでも、『憲法9条を更に推し進めて、スイスのように
“永世中立”にしたらいいのでは?』
などと、お気楽なことをおっしゃる人もいますが・・・
そもそも、“永世中立”と、平和主義や武装放棄とは次元の違う話。
永世中立(世界でオーストリア、スイス、トルクメニスタンの
三国しかありません。)とは?
中立を宣言し、近接する国そして国連などから“承認”されなけ
れば意味がありません。
(また、社民党が提唱する・・非武装自治体条例“無防備都市宣言”
なるものが流行っているようですが、そもそもジュネーブ協定など
守っていたら、過去の戦争なども起こりようも無く、無意味)
果たして・・・中国が、北朝鮮が、韓国が、そして実質的軍事同盟を
結んでいるアメリカが・・日本の中立を承認するでしょうか?
9条にしたって、同じこと。
いくら日本が憲法9条を盾に、中立だ、戦争放棄だ・・と叫んでみても
周辺の国々が“承認”することが無ければ、全く無意味。
憲法9条は、日本人自らの“戒め”にしか機能しないのです。
これまで日本を守ってきたのは・・・
・ アメリカ軍の強大な(核を含む)軍事力及び連携した自衛隊
・ 世界に冠する強力な経済力
・ 自由主義圏に籍を置き、周辺共産主義国家と微妙な距離を
保ちながら、うまく立ち回ってきた外交力
この3つではないでしょうか?憲法9条が国を守ってきた
・・というのは幻想に過ぎません。
>>この均衡が崩壊しつつある今、日本がとるべき道は?
※ 核装備も軍拡も・・私は基本的には反対です。
が、しかし、せめて地方の主要都市を“完全”にカバーできる
ほどの強力なミサイル防衛。
と、攻撃の兆候があれば、限定的に“相手”のミサイル拠点や
基地を叩けるような法改正は最低限必要と考えます。
レキのニュース・スクラップ ~憲法9条で平和にはならない。
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