▲これは、googleアースの画像
ベール脱いだ情報収集衛星 震災活用を公表 あす打ち上げ(産経新聞)
- goo ニュース
政府の情報収集衛星・光学4号機を搭載したH2Aロケット
19号機が18日、鹿児島県の種子島宇宙センターで
打ち上げられる。情報収集衛星の利用実態はこれまで
明らかにされなかったが、政府は東日本大震災で被災状況の
把握に活用したことを初めて公表。
“秘密主義”を緩和した中での後継機打ち上げとなる。
内閣情報調査室は大震災の2日後、情報収集衛星の画像などを
基に、岩手県から福島県までの津波浸水域を示した
「被災状況推定地図」を作製。関係省庁や現地対策本部に配布した。
福島第1原発周辺も撮影して画像を官邸に提出。
菅直人前首相は「分かりやすかった」と述べたという。
ただ、画像や撮影日時は非公開。衛星の性能や軌道情報が
漏れると、北朝鮮などの監視対象に手の内を明かすこと
になるからだ。
情報収集衛星は北朝鮮による平成10年のテポドン発射を
機に導入された事実上の偵察衛星。
大規模災害への対応も目的とされたが、「本当に災害時に
使っているのか」と疑問視する声が上がっていた。
同調査室内閣衛星情報センターは「これほどの大災害なので、
情報保全とのバランスを考慮して公表した」と説明する。
一方、情報収集衛星は1基当たり数百億円の開発費が
継続的に必要で、今年度までの関連経費は総額8千億円を
超えた。災害時の利用を公表したのは、国民生活に役立って
いることをアピールし、多額の税金投入に対する批判をかわす
狙いもあるとみられる。
衛星は現在、昼間の晴天時に撮影する光学1~3号機が
運用中。今回の4号機は、設計寿命を終えた2号機の後継に
当たる。識別可能な物体の大きさは約60センチで3号機と
同じだが、カメラの向きを素早く変えて、短時間で複数の
場所を撮影する能力を向上させた。
衛星の本格運用には光学と、夜間や曇天でも撮影可能な
レーダーの各2基が必要だが、後者は電源の不具合で
相次ぎ故障。後継のレーダーは年内に3号機、来年度に
4号機を打ち上げる予定で、それまでは光学だけの変則的
な運用を余儀なくされる。
(17日産経-gooニュースより引用しました)
>>『内緒…』ってわけでもないのですけれど、一応、一般的
には『スパイ衛星』ということですので、JAXAのHPでも
探さないと情報が出てきません。
…初旬(7日)の予定が、機器のトラブルで17日(今日)に
延び、天候(台風?)の影響で再延期、明日の打ち上げに
なったようです。
記事にもありますが、光学衛星(昼間)と、レーダー衛星(雲
の下や夜間の監視用)メイン+バックアップそれぞれ、2機
合計4機のワンセットで24時間の監視を行うのですが、
現在は光学衛星3機(うち1機故障中あと1機が寿命)、つまり
曇りや、夜間は観測が行えない状況。
とにかく、情報をいち早く知ることによって、場合によっては
交渉によって戦闘を未然に防ぐ事も出来うるのですから…
一日も早い打ち上げによって、体制を完璧にすることが大事。
…安全保障…
これは、一時の金に変えられない場合もあるのですから。
打ち上げの成功を祈ります。
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ベール脱いだ情報収集衛星 震災活用を公表 あす打ち上げ(産経新聞)
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政府の情報収集衛星・光学4号機を搭載したH2Aロケット
19号機が18日、鹿児島県の種子島宇宙センターで
打ち上げられる。情報収集衛星の利用実態はこれまで
明らかにされなかったが、政府は東日本大震災で被災状況の
把握に活用したことを初めて公表。
“秘密主義”を緩和した中での後継機打ち上げとなる。
内閣情報調査室は大震災の2日後、情報収集衛星の画像などを
基に、岩手県から福島県までの津波浸水域を示した
「被災状況推定地図」を作製。関係省庁や現地対策本部に配布した。
福島第1原発周辺も撮影して画像を官邸に提出。
菅直人前首相は「分かりやすかった」と述べたという。
ただ、画像や撮影日時は非公開。衛星の性能や軌道情報が
漏れると、北朝鮮などの監視対象に手の内を明かすこと
になるからだ。
情報収集衛星は北朝鮮による平成10年のテポドン発射を
機に導入された事実上の偵察衛星。
大規模災害への対応も目的とされたが、「本当に災害時に
使っているのか」と疑問視する声が上がっていた。
同調査室内閣衛星情報センターは「これほどの大災害なので、
情報保全とのバランスを考慮して公表した」と説明する。
一方、情報収集衛星は1基当たり数百億円の開発費が
継続的に必要で、今年度までの関連経費は総額8千億円を
超えた。災害時の利用を公表したのは、国民生活に役立って
いることをアピールし、多額の税金投入に対する批判をかわす
狙いもあるとみられる。
衛星は現在、昼間の晴天時に撮影する光学1~3号機が
運用中。今回の4号機は、設計寿命を終えた2号機の後継に
当たる。識別可能な物体の大きさは約60センチで3号機と
同じだが、カメラの向きを素早く変えて、短時間で複数の
場所を撮影する能力を向上させた。
衛星の本格運用には光学と、夜間や曇天でも撮影可能な
レーダーの各2基が必要だが、後者は電源の不具合で
相次ぎ故障。後継のレーダーは年内に3号機、来年度に
4号機を打ち上げる予定で、それまでは光学だけの変則的
な運用を余儀なくされる。
(17日産経-gooニュースより引用しました)
>>『内緒…』ってわけでもないのですけれど、一応、一般的
には『スパイ衛星』ということですので、JAXAのHPでも
探さないと情報が出てきません。
…初旬(7日)の予定が、機器のトラブルで17日(今日)に
延び、天候(台風?)の影響で再延期、明日の打ち上げに
なったようです。
記事にもありますが、光学衛星(昼間)と、レーダー衛星(雲
の下や夜間の監視用)メイン+バックアップそれぞれ、2機
合計4機のワンセットで24時間の監視を行うのですが、
現在は光学衛星3機(うち1機故障中あと1機が寿命)、つまり
曇りや、夜間は観測が行えない状況。
とにかく、情報をいち早く知ることによって、場合によっては
交渉によって戦闘を未然に防ぐ事も出来うるのですから…
一日も早い打ち上げによって、体制を完璧にすることが大事。
…安全保障…
これは、一時の金に変えられない場合もあるのですから。
打ち上げの成功を祈ります。
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