
山口県には明治維新の史跡が多くありますが、今回は奇兵隊の創始者高杉晋作が眠る東行庵を参詣しました。
1.高杉晋作の陶像
境内にある陶製の像。
長州藩を倒幕運動へ方向づけた高杉晋作は日本の歴史に大きな影響を与えました。
27歳という若さで病没しましたが、彼が長寿であったならまた日本の歴史が変わっていたかもしれません。
2.東行庵
東行庵は明治17年に創建されました。初代庵主高杉晋作の愛妾「おのう」です。
庵内の仏壇には高杉晋作とともに山県有朋の位牌も安置されているそうです。
3.吉田地区の案内図
1865年に吉田地区に奇兵隊の屯所が移され300名の隊士がこの地にやってきました。
陣屋が完成するまで町中の寺社が宿舎となり、庄屋宅が本営とされ町中が奇兵隊の要塞と化したそうです。
4.東行庵の案内図
高杉晋作の後に奇兵隊を預かった山縣有朋は新妻と吉田に住居を構え、地元住民とは良好な関係であったとか。
後に山縣が政府中央へ進出することになった時、住居を梅処尼(おのう)に譲り渡しています。
5.高杉晋作の墓
広い敷地に質素な墓があります。
6.高杉晋作の墓説明
高杉晋作の略歴が書かれています。
文久2年(1862年)には上海に渡航していますが、長州藩の実権を握る功山寺挙兵の直前には博多に逃がれ平尾山荘に匿われていました。
7.高杉晋作の墓碑銘
高杉晋作の手紙にあった遺言らしき文に墓碑銘を指定していたそうですが採用されませんでした。
8.山縣有朋の銅像
高杉晋作の陶像に向かう手前に山県有朋の銅像があります。
9.山県有朋公の像説明
太平洋戦争中に姿を消した像が新しく2015年に設置されました。
10.ふもとの梅林
曲水のある梅林に古木の梅が可憐な花をつけていました。
撮影:CANON EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
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