風に吹かれて ころんの日記

自然を愛しそよ風のような日記 

スイカで体の酸化防止

2012-08-18 | 日記フォト
昨日は猛暑でしたが、今朝は関東地方は5Cも低い・・
朝風がふき、空は秋の薄ら日、そんな朝です。



最近読んだ雑誌から、長い文になりましたが、夏の味覚スイカのお話です。


<<雑誌・・(東嶋和子)新。養生訓。 <<文より引用>>

夏と云えばスイカ近頃はカットスイカが出回り、八分の一や四分の一だけ買えるので
氷代わりに平らげている。

残った薄緑の果肉は漬物になる。
おかげで夏バテ知らず、
ついでに悲しいかな、夏やせも知らない。




中略

私の体はおそらくスイカでできている。
スイカの成分はほとんど水分で、
4~6%が果糖とブドウ糖である。

素早くエネルギーに変わるので、

夏の水分とエネルギー補給にはうってつけ。


スイカに群がるカブトムシのように、中年乙女にも夏ぐらいは、

迷える男が寄ってこないかしら、、、、。
とぼやいていると
蘊蓄自慢の編集I氏がつんと鼻を高くしていった。

中略



スイカは実はスイカは他の果物にないシトルリンと云う成分があって
抗酸化作用がかなり高いんですよ。

シトルリンは野生スイカが乾燥ストレスを受けた時、
強力な抗酸化性分としてDNAや酵素を保護するとある。

又シチルリンに富むスイカジュースを餌に加えて糖尿病のラットを飼育しやところ、
循環器系リスク因子の低減や血糖コントロールの改善などによりメタボリックシンドロームを
回復させることが示された。

糖尿病患者がスイカを食べたときのグリセミミック指数やインスリン反応調べた結果でも、
効果が認められている。
強い抗酸化作用で知られるスイカはリコペンの重要な供給源と同協議会!!


  

さらに嬉しいことにカットスイカを5度Cで6日間保存してもパイナップルやキウイ

に比べてビタミンC減少率が少なく、
カロテノイド 
やポリフェノール類は減らないという。

アフリカはカラハリ砂漠生まれのスイカが日本に広まったのは、
江戸後期らしい。

1713年発行の [ 養生訓 ] にスイカの記述は見当たらないものの、

益県軒翁はこう記す。

  [瓜は風涼の日、及秋月清涼の日、不可食。極暑の時、食うべし]  


<<番外編>>



8月16日の雲・・



サルスベリ (百日紅)とも呼ばれて夏から秋にかけて咲くお花・・
綺麗な薄紙のような花弁にみとれます。
久しぶり散歩で垣根から出てたので撮らせて頂きました。




いつもの庭で・・

剪定された枝に若葉の新芽・・
秋を誘うような感じで撮りました。