自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

平成時代の村社会

2012-04-06 08:09:49 | 日記

3月になると自治会の引継ぎと称しあちこちで会合が行われる。自治会の役員引継ぎや班員への説明等である。なるほど本年度の決算やら活動報告をして次年度の計画を発表する。
しかし年間計画と言っても実に下らない。端的に言えば何月何日は行政の下働きをする日です。何月何日は皆で運動会をする日です。皆さん出席するように日程調整して置いてください。ハイール自治会長!。こんな感じですか!?wwww。

しかし驚くなかれ、少し農村部に行くと班長になった家に班員を集めて引き継ぎ会をすると言う。今は平成時代だよ。江戸時代じゃないんだよ。開催の理由や流れはこうだ。土日は大抵の人が休みなので集まりたくない。よって平日の夜嫌な事はさっさと片付けたい。でも集会所使うのはメンドクサイから班長の家に集合!。何だろうこの小学生がお友達の家に集まる様な感覚は???。

それはさておき自治会の班構成なんて大抵5軒程度から多ければ10数軒。つまり家族以外の人間が5人から10数人立ち入りかつ会議する場所が必要になる。昨今の住宅事情でそんな大きなお宅限られる。あっ、昔からの農家は知りませんよ。座敷や床の間のふすまを外せば一気に18畳の和室空間ができてなんでも鑑定団に出品できる様な骨董が床の間に飾ってあるようなお宅は知りませんよ。

この不景気な現代ではサラリーマンの住宅なんて大きくて40坪。最近は不景気なのと核家族化に拍車がかかり30坪以下なんてのも多々ある。
そこにご近所さんを詰め込む事自体大問題なのだがもっと大問題な事がある場合も。それは班長会でのしきたり
例えば必ず一空間で行わなければならないルール。狭いお宅が班長になったなら別室になってはいけないので会の前日は家族総動員で家具を移動させスペースを作る。そして会が終われば家族総動員で家具を戻す
それだけではない。班長会の時は必ず郷土料理をおもてなしをしなくてはならないなんて地域もあるらしい。脱線するけどもっと山間部に行くと班長が終わる年度最後の月は毎週班長宅100%出費で集会所で班員をおもてなすなんて地区もあるらしい。
これらは全て班長さんの家族が行う班員は手伝わないいや手伝ってはいけないルールが長年続けられてきたのだ。

会の連絡事項を確認するだけにこんなイベントを企画する必要があるだろうか?。また班長の家に上がり込み食事をする事を親睦と呼ぶのであろうか。
これを当たり前と思い込んで行っている田舎の社会性プライバシーのかけらも無い民度の低さを改めて知る事ができた

ちなみにドコとは明記しませんが高速インターチェンジ付近の地域でこんな具合です。ですから山間部はもっと(ガクブル)。


田舎暮らしに憧れだけを抱いてる皆さん。こんな事している地域もありますよ。移住する場合はよ~~~~くリサーチして納得してから移住してくださいね。


 


歩かせろよ

2012-04-02 12:35:22 | 日記

別にいいだろ。
今の高齢者は元気なんて言ってるんだから歩かせれば良いじゃん。
本当の意味での地域の為だよ。

橋下市長、敬老パス見直し…「怒り買う案だが」(読売新聞) - goo ニュース
2012年4月2日(月)11:44

(読売新聞)

 大阪市の橋下徹市長は1日、70歳以上の市民が無料で市営地下鉄・バスを利用できる「敬老優待乗車証」(敬老パス)制度を見直し、半額の自己負担を利用者に求める代わりに、JRや在阪の私鉄でも利用可能にする方針を明らかにした。

 早ければ2013年度から実施する。

 有料化で市の負担を抑え、将来にわたり制度を維持するのが目的だが、市民や市議会の反発も予想される。

 この日、代表を務める大阪維新の会所属の市議が開いた集会で、「制度を維持するため(市民に)一定の負担を求める。皆さんの怒りを買う案だが、このままでは敬老パスをやめないといけなくなる」と語った。

 敬老パスは約35万人が利用。市は運賃相当額年約80億円を肩代わりしているが18年度には交付者数は約41万人、市の負担額は年101億円に膨らむ見通し。他都市の制度は半額負担や所得制限のあるケースが多く、所得にかかわらず無料を維持しているのは全国の政令市で大阪市だけだ。


清掃活動自体は良い事なんだけど・・・でもね

2012-04-02 10:10:02 | 日記

我が家の隣には一級河川扱いの小さな川が流れている。それこそ対岸から全力疾走して踏み切りすれば陸上競技経験者なら幅跳びできちゃう位の幅なので高々知れた河川である。しかもこの河川は国土交通省から一筆書かされた書面が残っている。あっ、別に悪い事してないよ。内容はこんな川でも一級河川であるので災害時には御協力願いたいとの旨の書面。要するに氾濫しちゃったら土嚢とかポンプとか土地に置かせて下さいって事。そんな国土交通省お墨付き書類があるのになぜか自治会主催で河川清掃をする。
具体的には河川の両端に人が一人ギリギリ歩く事のできる歩道と言うかコンクリートで作った堤防がある(堤防と言うほど大げさな物ではないけど)
河川周辺の草むしりや土などの堆積物を除去する。今は春先なのでこの程度であるが夏場になり緑が生い茂ってくれば河川が流れている所に入り込み刈払い機で草刈をするなんて事もさせられるのだ。

いつも思うがこれって住民の仕事か!?。一級河川って国土交通省が管理してるんじゃないのか?。
百歩譲って(譲りたくもないけど)周辺堤防の草取り程度ならまだ理解できる。
しかし水流のある河川に入り込みワザワザ草刈や泥を除去させ作業するのは危険も伴うし素人にさせるのは危ないと思う。ウチの自治会ではないがやはり河川に入り込み作業中に狩り払い機で草刈中に深みに足を取られてケガした人とかの話を聞いている。これがもし市から委託された建設会社関係者なら労災などの保険適用となる。自治会でこういうケガが起きたらどうなるの?
やはり公民館主催のスポーツ大会でケガした時の様に自己責任だからと保険金払うからとされておしまいなのだろうか。
これに関しては弁護士ドットコムで面白い解説を見つけたので以下にリンク先貼ってみた。
http://www.bengo4.com/bbs/read/23228.html
この事案の場合だと機械操作していた自治会員と自治会の2者に損害賠償請求できるらしい。でもこういうの見ると年寄り上層部が気楽にやろうって雰囲気無理矢理作ろうとしてるけど裏腹には大きな責任が付きまとってるって事をすっかり忘れてるんじゃないかと思えてしまう。

こんな風に書くと中には"お前はその川の恩恵に預かっているだろう"と言う言い方をする人がいる。これは自治会肯定派の人間である。
確かに恩恵は無いとは言えない。我が家の雨水はU字溝を通じてその河川に排出されている。しかしそれ以外の家庭雑排水は完全下水道である。つまり言い換えればこうだ。雨水をお前の土地から流してるのだから河川清掃に協力しろと自治会は言うのである。この論理ってやくざが飲食店などからシャバ代と称して金を巻き上げるがその思考に酷似していないだろうか。それでいて農家には甘い。農家の田畑からの泥やたい肥などが道路上にあれば道路清掃時に掃除してる。明らかにトラクターのタイヤ痕の泥なのに我々がやってる。これを地域協力って呼ぶのだろうか?。
まとめて言うならこうだ。ここに住んでいるのだから有無を言わずに協力しろ!と住民を十羽一絡げで括り労役させる事が目的になっている組織と思えるのだ。

それを裏付けるかの如く清掃の案内はいつもこうだ。道路等はかなり整備されておりますがまだまだ狭い道など手入れが必要な場合があります
あのさぁ~、整備が出来ているならわざわざ住民動員して行う必要は無いんだけど。
疑問を持ったどこかの勇者が自治会の目的を会長に直接訊いたそうで・・・。そしたら会長いわくその目的は地域の名手に敬意を表する会らしいとの事。
それって農家に敬意を表するって事なのかな???。こんなの任意なのだからやりたい人だけに任せて時間が取れない人は免除すれば良いのにね。

それと年寄り出席者と同じ清掃範囲になると稀に世間知らずバカ婆が紛れてくる。新規加入の若い人が新品の鎌や草刈を持ってくる”あらまぁ奇麗、沢山(草が)切れそうだね”(言われた人orz)。
こういう会話聞くと伊達に年食ってるだけで何と世間知らずで教育程度が低いのかと考えてしまう。まぁ無理もないだろね高校、下手したら中学卒業後に腰掛程度に就職するなどして見合結婚した世代の人達だもの。こういう狭い世間しか知らない爺婆が圧倒的に多いから自治会町内会は強制だと間違った知識を公害の如く撒き散らすんだろうね。