ようやく例年の寒さが戻ってきました。
2月は、土曜日と日曜日と
24日(祝)の営業とさせていただきます。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
先日、杉玉作りに挑戦してきました(*^^)v
古くは神社に奉納する縁起物として
今でも酒屋さんの軒先に飾られているアレです!
美杉で森林セラピーのセラピストをされている
長島さん夫妻に誘われ、地元の赤野さん宅へ。
赤野さんが事前に、杉玉の芯を作っておいてくださいました。
藁の柔らかい皮の部分を、球状にまとめたものです。
小さい方が簡単かな?・・・と思ったのですが
初心者は無理!その方が難しいんですって!
赤野さんが育てているのは
北山杉の中でも、特に最高級の“白杉”。
枝打ちで切り落した枝を使って
十数年前から杉玉作りを続けているそうです。
まず、枝のいい部分を見極めて、“穂”を作ります。
ひとつの杉玉を作るのに
7~800本(!)の穂が必要だそうで
この穂作りが杉玉の良し悪しを決めるといっても過言ではなく
「きれいな杉玉を作ってもらいたい!」という親心から
赤野さんのキビシイ(?)ダメ出しが飛んできます(^^);
あとはこの穂を、芯に差していけばいい・・・のですが
これもまた一苦労!
できるだけ密に差し込まないと
キレイな球にはなりません・・・
ドライバーの先を芯に差し込んで穴を広げ
そこに1本1本、穂を差していきます・・・7~800本(>_<);
これをひたすら続けます。
長島さん夫妻と、「植毛みたいですね~」
「北半球が終わった!」などと励ましあい・・・
お侍の月代(さかやき)みたいになったら
もう一息・・・♪♪
ふう~っ!出来ました~(>_<);
赤野さんがずいぶんと手伝ってくださっても
ここまでで約5時間!
球状に刈っていくのは、もちろん赤野さんにお任せです。
私たちじゃとても、ム~リ~ (>_<);
杉玉作りにはいろいろなやり方があるみたいですが
赤野さんは頭頂部から穂を差し始めます。
出来上がれば見上げるものなので
下部にできるだけキレイな緑の穂を差すのが
赤野さんのこだわりです(*^^)v
よく切れる植木鋏で、小気味よい音を立て
ひたすらチョキチョキ・・・早い早い!
途中、刃を水で流さないと
杉のヤニで動きが悪くなるそうです。
切り口からは、杉の良い匂い!ちょっと柑橘系?
線香の原料にもなるんですもんね♡
あともう少し!
ためらうことなく刈り続ける赤野さん(^^);
見事、ほぼほぼ球状になりました!
これを鴨居にぶら下げて、矯めつ眇めつ・・・
下に降ろして、またチョキチョキと修正を繰り返し・・・
ようやく完成です(*^^)v
直径約40cm、重さ約10kgの杉玉が出来上がりました!
立派だ~!こんな立派なの見たことない!
丈夫な金具を買ってきて
お店の軒先に吊るしたいと思います!
乞うご期待?!
はるのん2号
私 呑めないくせに酒蔵周りが好きで、
灘の酒蔵巡りに若いころよく行きましたよ~
新酒の時の杉玉も勿論だし、
色がくすんでしまってからのも趣があるし・・・
作られる工程を見せていただきながら、
うぅ~~ん、不器用で根気のない私には到底無理!って思いましたよ((´∀`))ケラケラ
三杉には本当に、芸術家や趣味人揃いですね🎵
つゆ知らず
かといって、やり始めたからには
やめるわけにはいかず・・・
ホント、手間ひまかけて作られるものなんですね~
よくわかりました・・・(>_<);
私も酒蔵巡り、大好きです(*^^)v
立派な建物に麹のあま~い香り♡
やっぱり日本酒がいいですね♡
すごく大変な作業ですね。
私が作ったら杉の枝がボソボソ抜けてしまうこと
間違いなしです(笑)
でも大変でしたがすごく素敵に出来て
お店に吊るすの楽しみですね!
お酒は飲めませんが酒蔵兼カフェというお店があって
そこのランチが美味しいと
友達が連れて行ってくれたことがあり
そこにも立派な杉玉が吊るしてあったのを
思い出しました。
写真ショボ過ぎですが↓です。
https://blog.goo.ne.jp/ayumiho77/s/%E9%85%92%E8%94%B5
冨久錦酒造さん、素敵な酒蔵さんですね!
カフェのランチも本格的で美味しそう♡
それでなおさんは特等を引き当てられたとか・・・
日本酒4本!!ウラヤマシイ~
日本酒は美味しい水とお米がないとできないので
地元のお米を使って醸されている冨久錦さん
近くに行ったらぜひ寄ってみたいです(*^^)v