いや~、先ほど嬉しいニュースが飛び込んできました。ノーベル化学賞を、京都大工学部出身で旭化成名誉フェローの吉野彰さんが受賞しました。
授賞理由は「リチウムイオン電池の開発」です。吉野さんはコバルト酸リチウムを使い、高性能のリチウムイオン電池を開発。リチウムイオン電池は携帯電話やノートパソコンのバッテリーなどIT社会に不可欠な電源となり、自動車にも利用が広がっており、さらに太陽光や風力で発電したエネルギーを蓄積でき、地球温暖化に進める化石燃料の浪費から脱却する技術であることも高く評価されたようです。
今回は大学の研究者ではなく、民間企業の基礎研究者の受賞で、島津製作所の田中さんに続き2人目です。日本の基礎研究の裾野の広さを実感しました。更に身近なIT技術や地球温暖化に役立つ技術は日本人として本当に嬉しい受賞です。
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