【最新のNEWS/朝日新聞】 - 次期気象衛星として試験中だった「ひまわり8号機」の正式運用が7日午前11時よりスタートしました。先代のひまわり7号機はもちろん、世界の気象衛星の性能をも大きく上回る8号機。台風やゲリラ豪雨の予測精度の向上に繋がる事を期待したいもんです。
気象庁によると、7号で取得可能な画像は5種類だったが、8号機では16種類に増加。データ量は50倍に。米国の衛星は5種類、欧州諸国が共同運用する衛星も12種類の画像で、16種類は世界初。これにより静止気象衛星としては世界初のカラー画像の観測も可能になりました。 ↓
7号機では1コマ1キロ四方だった解像度は、500メートル四方に上昇。豪雨をもたらす積乱雲を精密に観測できるほか、水と異なる物質の光の反射を捕捉できるため、7号機では判別が難しかった黄砂、噴煙、海氷なども「見える」ようになった。氷が交じっているかを確認することで高層の雲か低層の雲かも判別できるとの事。
更に撮影間隔も7号機は地球全体で1時間だったが、8号機は10分に短縮。台風や火山など自由に設定した地点を2分半ごとに撮影する機能も追加されております。
そして、この情報はアジア近隣諸国にも配信されるため、国際的な貢献も兼ねております。こういった科学技術の方が軍事力よりも国際平和に役立つと思いますよ!
【今日のSONGS】 ★ 「愛は風まかせ」 - 五十嵐浩晃
ラジオ早朝便 ~ 今日も元気よく、朝にピッタリ。