9月13日(木)
ご無沙汰していました。みなさんお元気ですか?
9月6日未明に起きた『平成30年北海道胆振東部地震』では、たいへんご心配をかけました。
道内では初めて震度7を観測した、過去最大の地震となりました。
深夜3時すぎ・・眠っていたので、始まりがよく覚えていませんが・・
気づくと、地面全体が大きく横にゆさゆさと動いて、自分が揺さぶられているのがわかりました。台風の風にしてはチカラが強いから、「これは地震だ!」とわかりました。
長く感じました。タンスが倒れてこないかと心配でした。(大丈夫でした)
そのうち、「おさまった・・? いや、また揺れてきた!」と思いました。いつまで続くのか、本気で恐ろしく感じたころ、少しずつ揺れが小さくなり、止まりました。しばらくは起きないでじっとしていました。
以上が私の感じたその瞬間のようす・・。
これは一昨日の北海道新聞の朝刊です。
被害に遭われた方々には、心よりお悔やみ申し上げます。
今もなお、避難所で過ごしている方々も10日現在で1989人おられるとの事。夜などは、すでに冷え込みが始まっている北海道。体調がとても心配です。
今回は北海道全域にわたる、「長時間の停電」がありました。
今まで経験したことのない事でした。
いつ復旧するかわからない状態で、暗い、長い夜を過ごしました。一週間ほど続くかもしれないと、ラジオからの声が流れ、どうなっていくのかとても不安でした。
今はほとんどの地域で電気が運ばれてきて、通常の生活に戻りつつあります。
ただ、買い物はまだ、平常にはもどっておらず、品物によってはお店に入荷するのが、いつになるのかわからないものもあります。
豆腐、納豆、揚げ、ねり物などの棚は、いまだにこのままの地区もあります。牛乳、パン、電池はまだまだ足りません。これから少しずつ、入荷してくるとのことですが・・。
幸い、私どものメンバー、家族、生徒のみなさんは無事です。休んでいたお稽古も再開して、地震の恐ろしい体験を話しています。
今回救われたことは、
季節が冬ではなく、暖房していなかった事、深夜3時ころだったので、炊事のタイミングではなかったことで、大きな火事が起きなかったことが救いです。
しかし停電が長時間というのは、とても不安でした。
信号機が消えて、運転、歩行が恐ろしかったです。なるべく出かけないようにしていました。
レッスンがお休みになるという連絡も、演奏活動が中止になるという連絡も、電話が通じない家も多くあったので、
同じ地区の生徒さんが、直接メンバーの家に行って伝えてくれました。停電のため玄関の呼び鈴が鳴らず、ドアをたたいて伝えた方もいたそうです。
こんな事で、生徒のみなさんが協力しあって連絡ができたことは、とても助かりました。
ちなみに、琴美会が楽しみにしていた、イオン旭川西店での演奏が中止になってしまいました。
しかし、なんとか「今年中に延期」という線でお願いしました。
9月は一年でいちばん演奏活動が多い時期で、レッスンはとても大事。
生徒のみなさんは、不自由な生活のなかでも、何とかレッスンに出かけてきてくれています。
これから敬老会、文化祭の演奏が続くので、なんとかこなしていこうと思います。
電気のありがたさ、水のありがたさを痛感した今回の地震でした。
生徒のみなさんが、頑張っている演奏活動については、次回詳しくお伝えします。
(人''▽`)☆