いまの教育の欠点は クラスの三分の一の教室である。
いい子・わるい子・ふつうの子 いみじくも欽チャンのギャグみたいに聞こえるが
いい子対象の教育方針らしい。
悪い子やふつうの子は迷惑ものである。大人の世界でもそうだが
嫌な奴、できない奴は はじき出される。
昔だったら 「先生はあの子達だけ贔屓している。と食って掛かるやんちゃぼう
ずがいたが、いまは口を閉ざして引篭ってしまう。
まるでコンプレックスを植えつけるような学校教育である。
これじゃストレス切れの生徒が出てもおかしくない。
全人教育を否定して学校現場に競争主義を持込んだせいたと想うよ、
だからちこぼれが出る。
そこで、そんな生徒を呼び止めて、今日学習したことの復習と明日の予習を
指導したらと思って、教頭に相談してみた。
先生たちは集まりますか。時間外だから 。大丈夫ですよ。もうその準備ができています。
手当てはどうします。 手当てですか。無報酬です。
無報酬・・・・教頭はだったら辞めなさい。報酬なしに先生たちの動員はできないでしょう。
でも、教頭先生 考えてみてください。私たちは毎月お手当てもらってるんです。
如何して報酬払わねばいけないんですか。
進学のほうに特別手当付けていますからね。
お金の必用な先生は進学の補修で稼いで下さって結構ですよ。
結局、学校は我々の計画を黙認することになった。
其の話を聴いて ぜひ私もチームに参加したいと若い先生たちが集まってきた。
そんな先生が 皆 目の敵にしている日教組の先生たちだ。
毎日夕方まで しっかり教えていた。またカウンセラーの資格を取るための
研修にも参加してもらった。ふつうの子も悪いコ子も日本国民なんです。差別はいけません
校長の方針がふつうの子悪い子を正しい日本人にそだてることが、本来教育の目的手瀬酢
という方針。さすが明治の気骨である。