確かに 徳川300年の鎖国は 純粋な意味での日本人を作ったといえる.
それを すごく感ずるのは 「お上」という言葉や「下々」という言葉に表れている.
3・11で外国人が 驚いたのは 想像を絶する災害の中で日本人がいかに
整然として 悲しみから必死に立ちあがろうとしている姿だ.
さらにあの混乱の中で 店舗の商品が盗難にあわないという不思議さ.
こんなことに驚いたらしい.
日本人にすれば 至極当然と想うのだが.
しかし,日本人も 様変わりしつつある.そうそう何時までも「お上」の想うままには
行かないぞ,という抵抗心が出てきた.
原発反対のデモを在特会の運動と同一する政治家がいるという.
市民が政治に目覚めるということは 権力者にすれば真に難儀゛なことである.
もう「長いものには 巻かれろ.』という時代ではない.
権力者も 心してかからねば 民の怒りは怖いぞ.